講義に関するアンケートについて (応用数理 A: 2010 年度)


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はじめに

ここ数年新潟大学工学部では、学期末の最後の講義の時間に 講義に関するアンケートを行なっていて授業改善に役立てているようですが、 それに習って、今回第 7 回目の講義時間に 「講義に対する意見、質問、不満等」を自由に書いてもらいました。

ただし、授業改善のためのものとしたかったので、 学籍番号と氏名を併記してもらい (出席と数えたり、 点数に影響を与えることはしません)、 さらに「無責任な意見は書かないこと」と注意をした上で 書いてもらいました。 備忘録も兼ねて、それを以下にまとめておきます。
(06/07 2010)

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私的に行ったアンケート


概要

回答は、小さい紙を講義の最初に配って、 それに「講義に対する意見、質問、不満等」を自由に書いてもらって 講義の最後に提出してもらいました。 回答総数は 47 枚 、その内訳は、

となりました。重複も数えれば、

のようになりますので、 今年は昨年よりも不満や要望を上げている学生が多いことになります。

その一方で、不満や要望のみの意見以外の学生は 38 名 (80.9%) となっていますが、 それにはいくつかの理由があると考えられます。

履修登録者全体に対象を広げると意見も変わるでしょうが、 「授業改善」ということに関しては 講義に出て来ている学生の意見を考えれば良いだろうと思いますので、 それでいいのだと思います。

現在の講義が「高校に近い」というのは、 以前の講義は以下のような形式でした。

大学ではむしろこのような講義が一般的であり、それには それなりの理由もあります。 今でも、現在の私の講義の形式よりも以前の形の方が 大学の講義としてはふさわしいと思っています。

しかし、アンケートを取ってみると毎回大多数の学生に同じことを指摘され、 最初はそれは単に 高校までの受身の勉強方法が抜けていないんだろうと考えていたのですが、 あまりにその意見が多いので、

と考え、進度や例題等に関してはある程度の譲歩を行なっているわけです。

しかし、そろそろ高校までのような受身の学習法から脱却し、 自分で考え、自分で問題を解き、自分で理解する、 という能動的な学習法に変え、 講義やノートはむしろ自分の勉強を補佐するもの、 という大学の一般的な学習スタイルを身につけてもらいたいと思っています。
(06/07 2010)

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書かれていたこと

書かれていたことに対する私からの回答を上げておきますが、 肯定的な意見は以前とほぼ同じなので、回答はここには書きません。 以前のアンケートに対する回答のページ (answer1.html) を参照してください。 不満等に関する回答も、以前と同じものになる場合はそちらを引用します (カッコ内は人数)。


(06/07 2010)

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回答


テストの前にまとめプリントを

甘えすぎでしょう。

私はテストのために講義をしているわけではありません。 それに試験対策というは私がやるのではなくてあなた方がやるものでしょう。

しかし、こういう意見が出るということは、 そういうことをしている教員がいるということでしょうか。
(06/08 2010)

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プリントが見にくい

ワープロで清書しろという意味かもしれませんが、それは甘えすぎでしょう。

黒板に板書しているのと同じ文字で書いていますので、 それで我慢してください。 わからない文字があれば、質問してください。
(06/07 2010)

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たまに意味がわからなくなる

それは、むしろたいていは聞くだけで意味がわかる、 ということを指しているのですから、 それは幸運なことでしょう。

私は、全員が講義の場でわかるようには話していません。 大学の講義 はちゃんと理由があってそうなっています。
(06/07 2010)

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もっと具体的な問題を

「もっと具体的」とはどういう意味でしょうか。

もしそれが「物理や工学などででてくる問題」という意味なら、 私は教科書に書いてある以上の物理的な例をほとんど知りませんから、 物理や専門科目の方で出てくるのを楽しみに待っていてください。 この科目では、その数学的な内容について学習します。
(06/07 2010)

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作成日: 06/27 2011
竹野茂治@新潟工科大学 (shige@iee.niit.ac.jp)