学科の科目、教員については 情報電子工学科のページにもあります。 現在 (07/26 2001) の 1 年生から多少カリキュラムが変りました。 それに関して概要だけ紹介します。
専門科目は、必修科目と選択科目がありますが、 従来必修としていた科目の一部を選択にしたり、 さらに選択科目を追加したりして、選択の幅が増えました。 そして、推奨する科目の選択方法として、
ただ、情報電子工学科の教員の顔ぶれをみると分かりますが (情報電子工学科のページを参照)、 上のような分野に教員がバラバラに分かれているため 各分野の教員数は多くないので、分野毎の開講科目はそんなには多くはなく、 例えば各コースの中の一分野、例えば情報ネットワークの科目のみを 取って卒業する、というわけにはいかないんじゃないかと思います (良く数えてみないと分かりませんが多分単位が足りないでしょう)。
そして、両コースの共通科目や必修科目には、数学や、全ての分野の基礎科目、 そしてプログラミング実習や情報電子実験などが組まれています。 つまり、ハードもソフトも色んな物が勉強できる、とも言えるでしょうし、 別な言い方をすれば、ソフトだけでなくハードもやらないと卒業できない、 となります。 よって、ソフトだけやりたいと思って入学してくると やや当てが外れるかも知れません。
まあ大学生なら、もしやりたい勉強があるなら、図書館の本でも利用して
自分で勉強すればいいのだと思いますが。
(07/26 2001: shige; 01/20 2002 修正: shige)
学科のホームページ からたどれる 「教員・研究室」 のページの一番下に過去の学部の卒業研究発表会のプログラムがあるようです。
また、各研究室の WWW ページへ行けば、
それぞれの研究室の情報が得られるかも知れません
(あまり更新されてない所が多いようですが...)
(02/12 2003: shige; 03/14 2006 修正: shige)
私はあまり詳しくは知りませんが、OS 自身を研究しているところは 現在は (07/30 2001) ないのではないかと思います。 別な意味で、OS の内部と深くかかわっている、 ということをやっているところはあるかもしれません。
OS の研究ってのは今ある OS とは別なものを作る、
という話のように思いますが、
となるとそういう研究室で現在ある OS が学べるか、
という話とは別のような気がします。
よって、もし現在ある OS を勉強したい (MS-Windows とか UNIX とか)
ということでしたら、むしろそれらを使って何かをする、
という研究室を探す方がいいように思います。
(07/30 2001: shige)
どうでしょう。人により答えが違うような気がしますが、 私の考えでは、持つ必要がそれ程強いとはいえないと思いますが、 目的のある人にはあるといいかもしれません。 その理由は、以下のような現状にあります。
C 言語を勉強する、PC-UNIX を勉強する、
ホームページをつくって CGI やインターネットの事を勉強する、
といったような目標がちゃんとある人にはいいでしょうが、
目標がないと結局あまり使わないように思います。
これは学生も大人も同じですね。
(08/08 2001: shige ; 08/09 2001, 08/04 2002, 03/14 2006 修正: shige)
ある必修科目の講義で、情報電子工学科 2003 年度の 1 年生に
アンケートを取ったのですが、
パソコン保有率は 85%、平均保有台数は 1.2 台という結果でした。
中には家庭用の物も含まれるようですが、昨年よりも増えていて、
パソコンが確実に家電製品化していることがうかがえます。
(09/24 2003: shige)
来年度 (2008) の時間割を見て気がついたのですが、
計算機実習室は現在全学で利用しているため 1~4 限までほとんど空きがありません。
よって「実習室のコンピュータが使える」というのはやや苦しいかもしれません。
ただ、09:00~16:30 の間ならノートパソコンを大学で借りるということも可能
(
4.A.27. 「ノート PC を貸し出してくれるそうですが」 参照) で、
それを利用するのも手ですが、
やはり自分のものを持っている方がいいかもしれません
(という気がしてきました (^^;))
(01/14 2008: shige)
どうなんでしょう。これも人によって答えが違うような気がします。
コンピュータリテラシ、計算機実習などの時間に実習室のパソコンに 関する知識を多少勉強するでしょうし、 実験、あるいは大抵の研究室でもかなりパソコンは使うでしょうから、 基本的な操作は自然と身につくことになると思います。 また、パソコンに詳しい学生も他の学科よりは多そうな気がしますから、 そういうところからそういう知識も得られるでしょう。
ただし、多分どこの大学でも「現在のパソコンに関する講義」 のようなものはあまりないんじゃないかと思います。
そういう表面的な知識のようなものは大学で勉強しなくても、 雑誌や本を見て独学で十分知ることはできますよね (または専門学校で学ぶのかな ?)。 大学では、むしろその原理だとか、もっと先のものを作るための 基礎学問だとか、独学で専門書を見て勉強するのはちょっと難しい、 といったものを勉強するんだと思います。
また、現在のコンピュータの発展を見てもわかりますが、 表面的な知識は 4,5 年も経つとほとんど役に立たなくなります。 そうではないことを大学では勉強するんだと思います。
現在のパソコンの色んな知識が知りたければ、むしろコンピュータ雑誌や、
インターネットニュースなどを見て自分で勉強するのが
いいんじゃないかと思います。
パソコンに詳しい友達を作る、またはパソコン販売店のバイトをやる、
っていうのが手っ取り早いかな。
(08/12 2001: shige; 08/04 2002 修正: shige)
これも人によって答えが違うような気がします。
IT の定義は「IT = 情報技術 (information technology)」だそうですが、 テレビで言っていることなどを聞いていると、 なんとなくこの「情報」というのは「インターネット」を指していて、 そして、インターネットを使って、社会の経済、文化、生活の仕組みを変えて それをうまく活かそう、ということであるように思います。
そこで使われるのはパソコンであり、携帯通信機器であり、 WWW ページやメールといったものだと思いますが、 通信系の講義は、その方面の専門家もいますので講義数も多く、 勉強になると思います。IT の基礎となる学問は十分学べるでしょう。
ただ、「IT のため」のパソコンを使った実習、のようなものが
あるかどうかは知りませんし、
WWW ページの勉強といったものは実習で少しはやるかもしれませんが、
あまりないでしょう。
そういう、どちらかといえば表面的な浅いもの、
現在だけに通用する実学のようなものは、
専門学校では扱うかも知れませんが、大学では多分あまり扱いません。
足りないと感じたらそれは独学で勉強すればいいんじゃないかと思います。
そのための基礎は十分学べると思います。
(08/12 2001: shige; 08/04 2002 修正: shige)
「Q 5.1. この学科のカリキュラムについて教えてください」 にも書きましたが、 うちの学科の講義はソフトばかりでなくハードの講義も多いので、 ソフトばかりやっている大学に比べれば講義で学べるソフトの科目は 多少少ないかもしれません。
ただ足りないと思うようでしたら、自分で勉強してみたらどうでしょうか。 大学はそもそもそんな所だと思いますし、 必要な資料は図書館にあるでしょうし、時間も多分あるでしょう。 教員も、その分野なら例えばこんなもので勉強したら、 といった相談にのってくれるんじゃないかと思いますよ。
そして、そういうのは一人ではしんどいので、
複数人集まってやるといいでしょう。
(08/26 2001: shige)
良く調べみたら、今年 (2001 年度) の 1 年生のカリキュラムからは 多少ソフト系の科目が増えていて、他の大学の情報だけの学科に比べても そう遜色なくソフトウェアの事が勉強できるようになっているみたいです。
他の情報系にあってうちにないのは、例えば
「コンパイラ構成論」「AI」「OR」「計算理論」 「C 以外の複数の計算機言語」位じゃないでしょうか (他にも細かいものは色々あると思いますが)。 これらにしても、やっているところもあれば、やらないところもあるので そう大差はないと思います。 上にも書きましたが、とにかく不足だと思ったら自分で勉強してみるのが いいかなと思います。
確かにプログラミング実習では主として C 言語をやっているようです。 ただ、卒業研究では C 以外のもの (アセンブラ、Fortran, Delphi, VHDL, Basic, Java, Perl, C++, ...) を使うこともあるようです。
ただ、一つの計算機言語を覚えてしまえば、 他の言語を勉強するのはそう大変ではないと思います。 例えば、もっと学びやすいスクリプト言語などもありますが、 それらも「C 言語」を学んだ後の方がスムーズに習得できる、 という話もあるようです。
また、なぜ「C 言語」をやるのかと言えば、 上の理由と、現在一番スタンダードだから、といったところでしょうか。
現在 (03/14 2006) の計算機実習室にはプログラミング言語環境としては、
追加情報ですが、情報電子工学演習では、
PIC マイコンの実習もやっていますので、
その中では PIC マイコンのアセンブリ言語プログラミングも
やっていることになります。
(01/14 2008: shige)
2001 年度の大学案内から抜き出しますと、
なお、現在、情報処理の資格試験に対応する実習講義
(情報処理技術演習 I,II) が開講されています。
(11/06 2001: shige; 03/14 2006, 04/09 2007 修正: shige)
追加ですが、
「Q 4.B.3. 教員免許は取れますか」にも書きましたが、
情報電子工学科では今度 (2002 年度) の新入生から
高等学校の「情報」の教員免許も取れるようになるようです。
詳しくは教務課にお聞き下さい。
(02/28 2002: shige)
追加ですが、 現在 (2007 年度)、学科のいくつかの単位を取ると、 次の特殊無線技士の単位を取ることができるようです。
それが学生ならば、最近多くの大学で採用しているティーチングアシスタント (略して TA) という制度で、 実験や実習の補佐として大学のアルバイトとしてやっているものです。 多分他の学科でも行なっていると思いますが、大半は大学院生です。
TA を行なう学生にとっては、色んな意味で勉強になりますし、 バイト代も出ますし (微々たるもんだと思いますが)、 有効に活用されればいい制度だと思います。 受講している学生も教員と違って話しやすいんではないでしょうか。
または、もしかすると「学生のような風体をした教員」なのかもしれません (^^;
(03/31 2002: shige)
なお、本学の TA は希望した学生がなれるという制度ではなくて、
学校側からの依頼により契約するという形のようですので、
申し込み等はないようです。
また、他大学では学部生が行うこともあるようですが、
本学のうちの学科では、現在はすべて大学院生が行っています。
(02/08 2004: shige)
「Q 4.C.1. 研究室にはいつから所属するのですか」 にも書きましたが、情報電子工学科では 3 年後期から配属 (仮配属) しています。
まず 3 年生へのアナウンスが行なわれ、2 週間程度の各研究室の見学期間がおかれ、 決定日に各研究室の定員が示され、それに学生が希望を出してその場で決定となります。 定員を越えた場合は何名かは定員に達しない他の研究室に 振り分けられることになりますが、その場合教員の意見で決定するのではなく、 学生同士で決定することにしているようです (ジャンケンとかくじ引きとか話合いとか)。
なお、決定日に欠席した学生は適当に定員に達しない研究室に勝手に
振り分けられるかもしれませんので注意が必要です。
(10/22 2002: shige)
追加ですが、 今年 (2007) 教務委員になってその辺りのルールを整備して、 学生に資料も配布しました。 現在、学内向けにその資料を以下で公開していますので、 学内の方は以下を参照してください。
現在うちの大学では マイクロソフトの MSDN アカデミックアライアンスとかいう契約を結んでいるようで、 確かに本大学の教員や学生ならば、個人所有の PC にフリーで
詳しいことは、情報電子工学科の技師の方に聞いてください。
(10/03 2004: shige; 01/14 2008 修正: shige)
コンピュータゲームと言っても、レベルがありますから、 まあごく簡単なゲームなら作れるけど、 3D のゲームだとか、市販レベルのゲームが作れるかというと、 それは情報電子工学科に入っただけでは無理でしょう。
そもそも、うちの学科にはゲームを作るための講義、 というものが設けられているわけではありませんし (多少、簡単なゲームを作る教材を使っている場合はあるかもしれません)、 市販ゲームを作るような研究室もありませんから、 ゲームを作るための勉強がしたいなら、 その多くは自分でする必要があると思います。
ただ、プログラムに関してはプログラム実習等の科目でも勉強はできますし、 その他、ゲームに応用できる科目も色々あると思います。 最近は、ゲームを作るために必要な基礎理論の本なども出版されているようですから それらを見ると参考になると思います。 そして、多分そういった本を理解するためには、大学で学ぶ数学や物理学、 その他のコンピュータ科学等が色々必要になるんだろうと思います。
なお、情報電子工学科の過去の卒業研究で、
ある種のゲームを取りあげたものもいくつかあったようです。
(11/12 2004: shige)
まずは、情報電子工学科の 「教員・研究室」 のページを見てみるといいでしょう。 また、そこに各教員の研究室の WWW ページへのリンクが貼られていれば、 さらに詳しく研究内容が書かれているでしょう。
大学の 「教員紹介」
に各教員の紹介のページへのリンクが貼られていて、
そこに「研究概要」なるファイル (PDF ファイル) が置かれていますので、
それを見るとより詳しくわかると思います。
ただし、そこからだと全教員の PDF ファイルの取得はしにくいですが、
古い
「研究者一覧」
のページからだと、研究概要や各教員紹介のページへ直接リンクがありますので
楽だと思います。
(03/14 2006: shige)
少なくとも情報電子工学科では構わないようで、 過去に企業の方や、卒業生なども聞きに来ているようです。 学科の WWW ページにある以下のページにも、 「一般の方々を含め多数のご来聴をお待ちしております」 と書かれています。
情報電子工学科の 4 年生の卒研発表会は、 例年 9:00 ~ 17:00 頃まで 3 会場を使って行いますが、 教員、4 年生に加え、研究室に仮配属されている 3 年生、 あるいは意欲のある 1,2 年生も多少聞きに来ているので それなりに教室が埋まりますが (うちの研究室の発表はそうでもない (^^;))、 他学科の学生や他学科の教職員、 あるいは学外の人が来ていることはあまりないようです。
なお、あくまでこれは情報電子に関しての話だけですので、
他学科の発表会の見学に関しては、
各学科の情報を参照するか、各学科の方へお問い合わせ下さい。
(01/31 2007: shige)
情報電子工学科では、今年 (2008 年) 前期から「オフィスアワー」を設けました。 「オフィスアワー」とは、教員が時間を空けて研究室 (個人研究室) にいて、 学生の対応をする時間です。 ただし、出張や病気、臨時の会議等で不在の場合もあります。 情報電子工学科の「オフィスアワー」については、 詳しくは、以下をご覧ください。
情報電子工学科の学生が利用できるコンピュータ環境は、以下の通りです。
このうち、1. は、全学共通で、しかも講義でだいぶふさがっているので、 つねに 1 人 1 台が使えるとは言えないと思います (講義中でも、空いている端末の利用を許可する講義もあります)。
2., 4. は、それほど台数が多いわけではありませんので、 これもつねに 1 人 1 台が使えるとは言えないと思います。
3. は、比較的利用率は低いそうなので、それなりに利用はしやすいと思います。
しかし全体的に見て、 情報電子の学生に 1 人 1 台がつねに使える環境になっているとは いいがたいのが実情だと思います。 以下も参照してください。
(06/29 2009: shige; 07/05 2009, 07/07 2009 修正: shige)