竹野研究室 QandA (Japanese)


このセクションの目次

4.B. 講義、単位について
4.B.1. 授業は朝何時から始まりますか
4.B.2. いつが休日ですか
4.B.3. 教員免許は取れますか
4.B.4. 職業実習 について教えて下さい
4.B.5. 単位や成績の制度について教えて下さい
4.B.6. 講義を無断で欠席しても構わないのですか
4.B.7. 試験を欠席するとどうなりますか
4.B.8. 数学のクラス分けについて教えて下さい
4.B.9. 電子メールで休講や試験情報等の連絡が欲しい
4.B.10. 他の大学との単位互換制度などはありますか
4.B.11. 優秀な成績で卒業すると何かもらえますか
4.B.12. 優秀な成績であれば飛び級は可能ですか
4.B.13. テストが 60 点未満だとどうなるのですか
4.B.14. 教科書を買いそびれたのですが
4.B.15. 第二外国語は何が学べますか
4.B.16. どの位のレベルにあわせて講義しているのですか
4.B.17. 履修登録していない科目を受講することはできますか
4.B.18. 単位数はどれくらいのペースで取ればいいのですか
4.B.19. 講義についていけません
4.B.20. 教科書はいくらくらいですか
4.B.21. クラス分け上位クラスの学生も教育センターを利用できますか
4.B.22. 留年した場合の履修科目や単位の条件は
4.B.23. 講義中の私語、飲食、帽子の着用はいけないですか
4.B.24. 復習用に講義を録音してもいいですか
4.B.26. 1 週目の講義を休むのは良くないですか
4.B.28. 授業アンケートは何かに利用されているのですか
4.B.29. 前期の履修登録は後期になってからでも修正できますか
4.B.30. 修正登録したものはどうやって確認すればいいですか
4.B.31. 学生へのすべての連絡を必ずポータルでしてもらえないか
4.B.32. 講義中部屋を出るのは断わらなければいけませんか
4.B.33. 講義室の空調の冷房が寒い
4.B.34. 数学、英語、物理は必修科目なのですか

4. 新潟工科大学 について


4.B. 講義、単位について


Q 4.B.1. 授業は朝何時から始まりますか

A 4.B.1.

うちの大学は 1 限 90 分授業です。

大学は、高校までと違って朝のホームルームのようなものはありませんので、 1 限の前にクラスの全員が集まる時間はありませんから、 基本的には取っている科目の開始時間に来ることになりますが、 毎朝 1 度は学生掲示板を見る必要があるでしょうから、 余裕を見て講義の 10-15 分前位には来て、 掲示板等を見てから講義に行くのがいいでしょう。
(004/06 2009 更新: shige)


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Q 4.B.2. いつが休日ですか

A 4.B.2.

今年 (2019 年度) の授業暦を見ると

となっていて、だいたいそれ以外は学生は休業期間のようです。 つまり、長期休暇は のようになっています。

また、開学記念日 (06/05) もあるのですが、 この日は休みではなくちゃんと授業もあります。 1 月 2 月は入試とぶつかって休みになる場合もあります (2019 年度は、2020 年 01/17 がこれで休み)。

土日、祝日、休日は通常は講義はありませんが、 私立大学だと土曜日が休みでないところも多いようですね。 うちは通常は土曜も休み、つまり週 5 日制ですが、 7 月と 12 月の土曜日は一部補講日としていて、 授業の補講が行われる場合もあります。

また、夏休みや冬休み中に体育の合宿授業などの集中講義が行われたり、 夏休みや春休みに再教育・再試験が行われたりもしますので、 該当する学生は大学に来ることになります。 職業実習や工学プロジェクトの実習も夏休みに行われます。

卒業研究も休み中 (夏休み、冬休み、土日等) に研究室に来る学生はいますし、 2 月には卒業研究の発表会があり、 そして研究室によっては 3 月に研究室の引き継ぎなどがあるので、 春休みも学生がたくさん来ている研究室もあるようです。 なんとなくこの辺は工学部らしいなと感じます。
(06/06 2019 更新: shige)


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Q 4.B.3. 教員免許は取れますか

A 4.B.3.

大学の履修ガイドには詳しく書かれていますが、 現在 (2019 年度) は高等学校の「工業」の一種免許を取ることができます。 もちろん、そのためには、通常の科目以外に教職に関する科目 (教育法、心理学、憲法など) を取らなければいけませんし、 教育実習もしなければいけません。

教育実習は、出身高が工業高校でない場合は、 実習先の紹介も行っているようです。 詳しくは学務課にお尋ね下さい。
(06/06 2019 更新: shige)
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Q 4.B.4. 職業実習 について教えて下さい

A 4.B.4.

3 年次の選択科目として用意されている科目ですが、 例年夏休みの後半 2 週間程、企業などで実際の現場などでの実習を行ないます。 実習先は、実習を受け入れをお願いしている企業の中で、 実家から通える所に行くようにしているようですが、 地方から来ている学生には大学近くの企業への斡旋も行なっているようですし、 中には自分で実習先を開拓してくる学生もいるようです。

実習後に簡単な報告会も行っていて、それを聞いていると、 普段と違ったもの作りの現場や、会社の規則や考え方など、 色んなことに刺激を受けてくるようで、 そういう点で非常に意義のある授業ではないかなと思います。

また、この授業は直接就職とは関係ありませんが、 中には卒業後に職業実習先に就職した学生もいます。 すべての学生が履修するわけではありませんが、 最近は 70-80% 位の履修率のようです。

どんな実習を行なうかは、当然ですが実習先によって色々異なります。 知っている所では、部品の組み立て、CAD の実習、回路や機械の性能の測定、 ソフトの開発、部品の加工、荷物の搬送などがありました。 ただ、ソフトの開発などは 2 週間では難しかったようです。
(06/06 2019 更新: shige)


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Q 4.B.5. 単位や成績の制度について教えて下さい

A 4.B.5.

大学は単位制ですので、ある科目一つが不合格になっても (例え必修科目であっても) それだけで留年ということにはなりません。 各学年毎に取らなければいけない総単位数というのが決まっていて それを満たさないと留年、となります。

また、卒業時には総単位数だけでなく、必修科目を習得しているか、 各科目群での必要な取得単位数を満たしているか、 といったことも卒業のための必要条件になります。

合格点は 60 点以上で、 90 点以上は S、80-89 点は A、70-79 点は B、60-69 点は C という 評価がつきます。 不合格になった科目は次の年にその科目を再履修をする ということになります。

なお再試験という制度もあり、不合格学生のうち担当教員が 再試験対象と認めた学生に限り再試験を行なって それに合格すれば 60 点をつける、ということになります。 ただし再試験を実施するか、どの学生が対象かなどは担当教員によって違います。 また再試験は有料の登録も必要です。

基本的には、単位は在学中に取ればいい訳ですから、 いつ取ったか、何年かかったかは関係なく、 複数年かけて単位を取っても全く問題ありません。 成績証明書にも、不合格の履歴は多分書かれないと思います。

どの講義を履修するかということについては、例えば次のようなことに 注意する必要があると思います。

なお、履修登録は前後期の科目とも毎年春に行ないますが、 後期の分は後期開始直後に修正ができます。

単位の評価はそれぞれの担当教員にまかされていて、 よって「教員毎」「講義毎」にそれぞれ違いますので注意が必要です。 評価基準等は、

等で調べてください。
(06/06 2019 更新: shige)


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Q 4.B.6. 講義を無断で欠席しても構わないのですか

A 4.B.6.

大学は、高校のような朝のホームルームはないので、 今日その学生が学校に来ているかどうかを管理してはいません (そもそも各人取る講義もバラバラですから不可能ですね)。 ただし、現在 (2019 年度) は、 各講義室で学生証をかざすことで自動的に講義の出欠をつけるシステムがあり、 それによって教員、学生などが欠席をあるていど把握、 管理できるようになっています。

高校では、欠席すると学校から自宅に連絡が行ったかもしれませんが、 大学では出欠は学生の自己責任なので、 よほど休みが続かない限り特に連絡が行くこともありませんので、 まあ「無断で欠席しても構わない」と言えば構わないでしょう。 しかし休んだことについては、学生が自分で責任を取らなければいけません。

大学では各学期 (半年) で 15 週の講義があり、 最低でも各講義 2/3 以上の出席がないと単位が認定されない、 という決まりになっています。 なお、これは、あくまで「最低」であって、 1/3 休めると思ってはいけません。 単位認定は各科目担当教員に任されていますので、 2 回欠席したら不合格にする、 という教員がいるかもしれません。

それに、大学の講義は 1 回 90 分なので、 1 回休むと高校の授業を 2 回連続で休んだとほぼ同じことになります。 相当量の内容が抜けてしまうことになりますので、 1/3 も休めばその科目の単位を合格するのは当然相当に難しいでしょう。

なお就職活動による欠席、病欠、忌引、クラブ活動などの公欠などは 学務課に届け出れば配慮がなされることになってます。 詳しくは履修ガイドを参照するか、学務課に聞いてください。
(06/06 2019 更新: shige)


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Q 4.B.7. 試験を欠席するとどうなりますか

A 4.B.7.

期末試験の欠席については、 自分の不注意の欠席以外に正当な理由がある場合は、 「追試験」で試験を受けられる制度があります。 詳しくは、履修ガイドを参照するか学務課に聞いてください。 なお、あらかじめその日に休まないといけないことが分かっている場合は 前もって担当教員に相談すべきです。

教員側から欠席した学生を呼び出して再び試験を受けさせる、 ということは行なわれないことが普通で、 学生の方から申し出ないと何も対処されずそのまま不合格となってしまいます。 定期試験以外の小テストの欠席やレポートの遅延なども同様で、 すぐに担当教員に申し出るべきです。 なお、対応は担当教員毎に違いますので、 あの教員はこういうルールだったから、 というのは大学では通用しません。

なお、 「Q 4.B.5. 単位や成績の制度について教えて下さい」の項目でも 説明している「再試験」という制度は、 上の試験の病欠等の場合の「追試験」とは違いますので注意してください。
(06/06 2019 更新: shige)


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Q 4.B.8. 数学のクラス分けについて教えて下さい

A 4.B.8.

「Q 6.2. 工科大ではどのような数学を学びますか」にも書きましたが、 一年生前後期の基礎数理 I,II は現在は習熟度別にクラス分けを行っています。 これは 2000 年度からスタートした制度で、最近高校の数学の多くの分野が 選択制になっていて、 入学する学生の高校数学の習得状況がかなりバラバラに なっていることに対応させるための制度です。

4 月のガイダンス期間に確認テストを行い、 それにより前期の基礎数理 I、後期の基礎数理 II のクラス分けを行っています。 例えば「基礎数理 I」は、習熟度別に「基礎数理 I(a)」「基礎数理 I(b)」 のようにクラスを分けて、並列に講義が行われています。 それぞれ担当教員や教科書も違い、評価方法も違います。 数学以外に英語でもクラス分け編成がなされているようです。

なお、2 年生科目の基礎数理 III (選択科目) はクラス分けは行っていません。
(06/06 2019 修正: shige)


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Q 4.B.9. 電子メールで休講や試験情報等の連絡が欲しい

A 4.B.9.

現在 (05/02 2013) は大学の「ポータルサイト」なるものがあり、 休講情報や呼び出しなど、色々な掲示の情報が 学生の携帯電話 (登録が必要) などに配送されるようになっているようです。 詳しくは、大学学務課にお尋ねください。
(05/02 2013 更新: shige)

追加情報ですが、現在 Moodle という講義支援サイトが大学全体で利用されていて、 各講義用のページがそこに設けられています。 講義に関する情報は、ここにも書かれることがありますので、 受講している講義のページは頻繁に見るようにしてください。
(02/07 2023 更新: shige)


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Q 4.B.10. 他の大学との単位互換制度などはありますか

A 4.B.10.

現在 (05/02 2013)、新潟産業大学、新潟大学、長岡技術大学、長岡造形大学などと 一部の講義で 単位互換を行なっています。 (cf. 「他大学との単位互換制度」)。 詳しくは、学務課にお尋ね下さい。
(05/02 2013 更新: shige)

なお、今までは、大学間が物理的に離れていることで、 単位互換制度は隣の新潟産業大学以外は 実際にはほとんど使われていませんでした。 現在コロナウィルスの関係で多くの大学が遠隔授業となっていますが、 これはもしかしたら、 単位互換制度を利用して他大学の講義を聞くチャンスかもしれません。 ただし、遠隔授業体制下でもこの制度が利用できかどうかは 相手大学にもよると思いますので、詳しくは、学務課にお尋ね下さい。
(09/04 2020 追加: shige)


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Q 4.B.11. 優秀な成績で卒業すると何かもらえますか

A 4.B.11.

現在は、卒業式で優秀な成績の学生の表彰がありますので、 多分何かもらえているんでしょう。

成績が優秀な学生は、在学中に 特別奨学生 として 学費が免除されたり、優遇措置が受けられる可能性があります。 詳しくは、履修ガイドを参照するか、学務課で聞いてください。
(06/06 2019 更新: shige)


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Q 4.B.12. 優秀な成績であれば飛び級は可能ですか

A 4.B.12.

現在一般的に言われている、大学の学部制の「飛び級」は、 「3 年で大学を卒業する」のではなくて、 「3 年を終了した時点で大学院に入学する」という制度だと思いますが、 今の所、まだ該当者がいないのか行われてはいないようです。 ただし、大学院にそのような学生の受け入れの制度がないわけではないようです。 詳しくは大学院事務室、大学教務課、指導教員等にお尋ねください。

なお、大学院においては、例えば修士課程を 1 年で修了するような「飛び級」 の制度はちゃんと定められているようです。 詳しくは大学院事務室、大学教務課、指導教員等にお尋ねください。
(02/07 2023 更新: shige)


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Q 4.B.13. テストが 60 点未満だとどうなるのですか

A 4.B.13.

まず 「Q 4.B.5. 単位や成績の制度について教えて下さい」 「Q 4.B.7. 試験を欠席するとどうなりますか」 を見てください。そこに書かれているように、

のようになっています。

再試験を実施するかしないか、どの学生を再試験許可にするか等は 担当教員にまかされています。 よって、再試験が許可されるかどうかは自分で勝手に判断せず 必ず掲示を確認してください。

再試験は再試験登録が必要です (有料)。 また、実施に関しては以下のようになっています。

なお、再試験が許可されても、来年再履修する、あるいはその単位は必要でない、 ということならば、もちろん必ずしも再試験登録の必要はありませんし、 再試験が許可されて登録を行っても、 再試験に合格しなければもちろん合格とはなりません。
(06/06 2019 更新: shige)


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Q 4.B.14. 教科書を買いそびれたのですが

A 4.B.14.

その講義の担当教員に聞いてみるのが一番ですが、一般的な話をしますと よほど特殊な教科書 (その講義のためにのみ製本した物とか) でない限り、 たいていの教科書は、教科書名、著者名、出版社名さえわかれば 普通の町の本屋さんでも注文はできると思います。

ただ、それだと取り寄せに数日かかることもありますが、 うちの大学に教科書販売に来ている本屋さんに聞いてみれば 在庫を持っているかもしれません。 教科書販売に来ている本屋さんについては教務課に聞いてみるといいでしょう。
(11/08 2003: shige)


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Q 4.B.15. 第二外国語は何が学べますか

A 4.B.15.

現在 (2019 年度) は、 うちの大学では「第二外国語」という科目、 すなわち英語以外の語学科目はありませんが、 従来の「第二外国語」に代わる、 その地域の文化と合わせて言葉を学ぶ科目が開講されています。

具体的には、「アセアン諸国」「中国の文化」「韓国の文化」 (2018 年度以前入学生は「アセアン諸国」「中国 I,II」 「韓国 I,II」「ロシア I,II」) といった科目がそれに当たるのではないかと思いますが、 語学部分のウエイトは科目によっても違いがあるかもしれません。
(06/06 2019 更新: shige)


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Q 4.B.16. どの位のレベルにあわせて講義しているのですか

A 4.B.16.

大学は絶対評価ですから、一般的に言って クラスのどこかのレベルに合わせていると言うよりも、 教員が一方的に講義のレベルを設定していることの方が多いんじゃないかと 思います。 ですから、講義によって不合格者の割合もバラバラです。

私も、過去の経験から、これくらいならちゃんと勉強すればついてこれるかな、 といったレベルと、ここまではやらなければいけない、といったレベルを 勘案して講義を行っています。

なお、基礎科目の数学、英語ではクラス分けも行われていますので、 「Q 4.B.8. 数学のクラス分けについて教えて下さい」も参照してください。
(05/02 2013 更新: shige)


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Q 4.B.17. 履修登録していない科目を受講することはできますか

A 4.B.17.

本来は、履修登録していない科目の受講は制度的には認められていませんが、 うちの学生であれば、担当科目の教員が認めてくれれば受講できるでしょう。 ただし、当然単位は修得できません。 過去に、私も 2 名ほどそういう相談を受けて単位なしの 受講を認めたことがあります。

一方、現在 (2019 年度) うちの大学は、工学科一学科なので、 学科の垣根はなく、どの授業でも自由に履修登録が可能です。 2 年生からは「学系」に所属しますが、 その枠を越えた履修も可能ですので、 履修登録の上限を越えない限りは 「履修登録していない科目の受講」の必要はほぼないだろうと思います。

なお、大学だと勉強したい人が集まって、 大学のカリキュラムでは開講していない内容の「勉強会」を自分達でやったり (自主ゼミ)、 先生に頼みこんでボランティアの講義をやってもらう、 などということも実は良く行われています (もちろん制度にはありません)。 大学にいる間でないとなかなかそういうことはできませんので、 そういうサークルのようなものを立ち上げてみるのもいいかもしれません。
(06/06 2019 更新: shige)


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Q 4.B.18. 単位数はどれくらいのペースで取ればいいのですか

A 4.B.18.

4 年生のときに就職活動や卒業研究に差し支えないよう、 4 年生でしか取れない科目以外はほとんど取らなくて済む形で 1-3 年生で単位を積みあげるといいと思います。 具体的な数を言えば、累積の合計単位数が

と見ればいいように思います (卒業には 124 単位必要)。 おおまかな目安は、半年 20 単位程度、という感じでしょうか。

なお、現在 (2019 年度) の進級要件は、

のようになっています。 詳しい要件については、履修ガイドを参照するか、 または学務課で聞いてください。
(06/06 2019 更新: shige)


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Q 4.B.19. 講義についていけません

A 4.B.19.

個人的な意見を書きますが、 中には難しい講義もあるとは思いますが、 基本的には入学できた学力を持つ学生の大半が 例年単位を取得しているわけですから、 「ついていけない」とすれば勉強の仕方に問題があるのではないでしょうか。

大学の講義は、講義を聞いていればその内容を全て理解できて、 講義以外の勉強はやらなくても身につく、という形式ではありません。 そもそも「単位」という仕組みは、 講義と同じくらいの時間自分で勉強することを前提に計算されています (大学毎にではなく、文部科学省によってちゃんと決められています)。 講義中には理解できないことも多いと思いますが、 その場合はちゃんとノートに取っておいて、後で自分で調べたり考えたりする、 という作業を行わないとたいていの講義は理解できないと思います。

そのような作業をやらない、あるいは講義に出席しない、 といった状態では「ついていけなく」てもそれは当然だと思います。 ノートも取らずに授業をぼんやり聞いていたり、 講義中に内容を全て理解しよう、という姿勢は正しくないと思います。 大学の講義、勉強の仕方については 「大学の講義について」 も参照してください。

また、現在は「教育センター」という学生を支援する部門があり、 そこに学習相談にのってくれる常駐の先生方がおられますので、 相談してみたらいかがでしょうか。
(06/06 2019 更新: shige)


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Q 4.B.20. 教科書はいくらくらいですか

A 4.B.20.

もちろん科目によって違いますが、だいたい 1000~3000円位のようですが、 外国語の辞典などは、8000円近くのものもあるようです。

ただ、実習や演習、体育実技などでは教科書を使わないこともあるようですから、 半年 (12~17 科目くらい ?) で教科書が必要なのが 8~13 科目位、 値段が 2000円ちょっと位とすると、半年分で 15000~28000円位でしょうか。 もちろん、取る科目数や使用する教科書によって、 これより上下する可能性はあります。
(04/09 2007: shige)


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Q 4.B.21. クラス分け上位クラスの学生も教育センターを利用できますか

A 4.B.21.

もちろん OK です。 うちの学生はだれでも利用可能です。
(06/06 2019 更新: shige)


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Q 4.B.22. 留年した場合の履修科目や単位の条件は

A 4.B.22.

2 年生から 3 年生になれなくて、2 年生に留年した場合で説明します (他の場合も同様です)。

まず、履修に関する条件ですが、原則として上の学年の科目は履修できない、 つまりこの場合も 3 年生以上の科目は履修できないことになりますが、 留年生については特別な規則があり (修学規定 3 条)、 担当教員が認めた場合に上位学年科目 (この場合は 3 年生の科目) を受講できる制度があります。 詳しくは学務課に聞いてください。

多分、3 年生には少しだけ単位が足りなかった、 というような場合に、 2 年生以下の科目だけしか履修できないと 1 年間履修できる科目が少なすぎる可能性がある、 ということへの配慮だと思います。

次に、単位に関する条件ですが、新 2 年生用の教育課程表ではなく、 「入学時の履修ガイドに書かれている教育課程表」 にもとづいて単位計算が行われます。 つまり、単位の要件、履修科目等の要件などは原則「入学年度」によって決定し、 留年生、休学生も下の入学年度の学生のカリキュラムとは無関係です。

もし、新 2 年生に対してはカリキュラムが変更されていて、 入学時の履修ガイドの 2 年生科目の名前が変わっていたり、 開講されていなかったり、新規に追加されている科目などがある場合は、 4 月のガイダンスで渡される「単位読み替え表」に、 自分の教育課程表の科目に読み替える科目や 新規に追加される科目などが記述されていますので、 それを良くみてください。

不明な点は、学務課に相談してください。

なお、今年度 (2013 年度) から留年した場合 (及び休学者) の学費が変更になりました。 おおざっぱには、留年した学年の学費は半額になります。 詳しくは、学務課にお尋ねください。
(06/06 2019 更新: shige)


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Q 4.B.23. 講義中の私語、飲食、帽子の着用はいけないですか

A 4.B.23.

いくつか講義中の行いについて、まとめて考えてみます。 なお、あくまで私の個人的な意見です (予防線)。

いずれも結論はだいたい似たりよったりで、 特にマナーに関するものについては、 大学は中学や高校の校則のようなものは緩く、 特別な場合を除いては規則があるわけではないので、 結局は担当教員 (と場所) に依存する話だと思います。

ただし、工学部の教員は会社の人とのつきあいが多いせいか、 割とそういうマナーにはうるさい人が多いように思いますから、 気をつけた方がいいかもしれません。
(10/14 2011: shige)


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Q 4.B.24. 復習用に講義を録音してもいいですか

A 4.B.24.

講義の録画、録音に関するルールはないようですが、 基本的には「担当教員に録音の許可を願う」のがいいだろうと思います。 教員によっては、録音を認めない人もいるかもしれません。 実際にいそうな気がしますし、その理屈もわかるような気がします。

私 (竹野@新潟工科大) の講義は、録音して構いませんが、 当然録音した人個人の利用に限ります。 無断の公開などはしてはいけません。
(06/06 2019 更新: shige)


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Q 4.B.26. 1 週目の講義を休むのは良くないですか

A 4.B.26.

はい。とっても良くないです。 個人的な意見ですが、1 週目、2 週目の講義を休むのは、 「単位をドブに捨てた」ようなものでしょう。 私が大学生の頃も、クラブの先輩に 「必修は必ず取れ」「1 週目は休むな、遅刻するな」と良く言われたものです。

だいたいどの講義でも、1 週目の講義では、 その講義のルールや運営方法のガイダンス、すなわち

などが説明されます。 よって 1 回目の講義に出なければ、 単位を取るための情報の多くを聞きのがすことになります。 遅刻もいけません。 大きい大学では、最初の 1 週目だけ大学内に学生がやたら多いな、 と感じることがあるくらいです。

なお、1 週目は競合する別の講義に出る学生がいると考えるやさしい教員は、 2 週目にもそういう説明をすることもあるかもしれませんが、 教員は何度も同じ説明などしません。

また、うちの大学でやっている人がいるかどうかわかりませんが、 1 週目の講義に来ていない人は聴講を認めない、 といった話も聞いたことはあります。

もちろん、2 週目以降は休んでいい、ということではありませんが、 最も休んでいけないのは、試験のときと 1 週目の講義だと思います。
(10/11 2013: shige)


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Q 4.B.28. 授業アンケートは何かに利用されているのですか

A 4.B.28.

うちの大学では、現在はほとんどの科目で、 各学期の最後の方で授業アンケートを取っていますが、 確かに従来はその利用やフィードバックは、 学生にはあまり見えなかったかもしれません。

実際は、そのアンケートの集計結果は各教員に提示されていて、 それを元に全教員が各学期毎に授業報告書を書き、 FD (授業改善) 委員会がそれをとりまとめ、 そしてそれを全教員に配布しています。

つまり、アンケートは教員にもデータがフィードバックされ、 授業改善に一応利用されていると思いますので、 前向きな改善提案や意見等があれば 積極的に書いていただきたいと思います。

また最近では (2013 年から) 学生にも目に見える形として、 授業アンケートの結果が良好だった授業を 「学生が選ぶ優秀授業科目」として公開 (学生掲示) しているので、 そういう使われ方もしているようです。
(03/30 2015: shige)


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Q 4.B.29. 前期の履修登録は後期になってからでも修正できますか

A 4.B.29.

うちの大学では、履修登録は春に 1 年分登録を行い、 その春先に履修登録の修正期間が設けられていますが、 後期にも修正期間が設けられていますので、 後期の分は後期に入ってからでも修正が行えます。

詳しくは、履修ガイドを読むか、学務課に問い合わせてください。
(08/12 2015: shige)


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Q 4.B.30. 修正登録したものはどうやって確認すればいいですか

A 4.B.30.

履修登録した結果は、学務課から助言教員に一覧リストが渡され、 それを学生に渡す、ということで確認する仕組みになっています。 それに対して、修正登録したものは、 直接学務課で確認することになっていたと思います。

詳しくは、履修ガイドを読むか、学務課に問い合わせてください。
(08/12 2015: shige)


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Q 4.B.31. 学生へのすべての連絡を必ずポータルでしてもらえないか

A 4.B.31.

大学では高校までのようにホームルームの時間はありませんので、 学生への連絡は、皆が集まったところで行うのではなく、 どこかに連絡の通知を出して、 それを学生が確認する、という仕組みになっています。

従来は、事務や教員からの連絡は、 学生向けの掲示板に掲示ででるのが主でしたが、 現在は、それらの多くがポータルサイト経由でも流れるようになったようです。

しかし、大学に関連するすべての情報が ポータルサイト経由で流れるわけではありません。 掲示板にしか出ないものもあれば、 授業に関する情報のように、口頭でしか説明されないものもあります。 だから、学生の側がそれらに対応する必要があります。 ポータルで情報が出るようになったからといって、 掲示板を見なくていいわけではありませんし、 教職員が口頭で述べた情報を無視していいわけではありません。 そういう仕組みなのだと理解してください。

社会一般でも「情報」とはそんなものです。
(08/12 2015: shige)


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Q 4.B.32. 講義中部屋を出るのは断わらなければいけませんか

A 4.B.32.

一般的な話とすれば「教員による」ようです。 よって、各担当教員に従うべきです。

教員の中には、何も言わずに出ていくのは失礼にあたる、とか、 社会的な常識だとかいって、断わりを言ってから出ていけ、 と指示をする方もおられるようです。 そういう教員の授業ではそれに従うべきでしょう。 でないと怒られるかもしれません。

私 (竹野@新潟工科大) は、 授業中トイレなどに行くのをいちいち断わらずに出ていっても 特になんとも思いませんので、断らなくていいです。

ただし、何度も頻繁にドアがばたんばたんと開けたり閉じたりされれば、 授業の迷惑なので注意するかもしれません。
(06/06 2019 更新: shige)


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Q 4.B.33. 講義室の空調の冷房が寒い

A 4.B.33.

これはいくつかの理由で完全な解消は難しいです。

結局、完全な調整は難しいので、 そう感じる学生は自衛策も考えるべきだと思います。 夏は上半身 T シャツ 1 枚でいる学生も多いようですが、 その上にはおるもの (長袖) などを 1 枚用意してくるといいんじゃないでしょうか。 冷房の季節に私が白衣を着て授業をするのもほぼ同じ理由です。
(07/09 2016: shige)

追加ですが、さらに現在はコロナ対応で、 入口の扉を開けて授業を行うせいで、 夏の冷房に関しては少し強めになっている部屋が多いですので、 座る場所でだいぶ違うと思います。 良さそうな場所を見極める、服などで調節する、 という必要性は以前より高くなっていると思います。
(02/07 2023: shige)


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Q 4.B.34. 数学、英語、物理は必修科目なのですか

A 4.B.34.

2019 年度以降の工学科のカリキュラムでは、 数学、英語、物理の以下の科目が必修科目です。

すなわち、1 年生のうち、前期と後期の両方で数学、英語、物理の 3 科目 (週 2 回ずつ) が必修科目になっています。

必修科目ということは、 もし不合格になれば、2 年生以降も再履修して取り直さないといけない、 ということです。

もちろん、これら以外にも必修科目はありますが、 典型的な基礎科目としては、数学、英語、物理が必修になっています。
(04/09 2020 更新: shige)

追加情報ですが、上の科目の名前は少し変わったりもしますが (特に英語)、 理科に関しては、2023 年度から (2023 年 4 月の新 1 年生から) 物理の必修をやめて、いくつかの理科の科目から選択して履修する、 という形式に変更されるようです。 詳しいことは、履修ガイドを参照するか、学務課にお尋ねください。
(02/07 2023 更新: shige)


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Q 4.B.35. 優秀な成績の学生の優遇措置は何がありますか

A 4.B.35.

「Q 4.B.11 優秀な成績で卒業すると何かもらえますか」 でも少し書きましたが、 卒業まで優秀な成績の学生は卒業式の際に表彰があるようです。 それ以外の優秀学生の在学中の優遇制度としては、 現在は以下のようなものがあります。

後半 5 つについては、GPA 値等で自動的に決まる「成績優秀者」 (1 年生に関しては特待生 S と特待生 A) が対象です。 詳しくは、履修ガイドを参照するか、学務課でお聞きください。

この他にも、資格取得者や、課外活動の功績に対する学生表彰制度があるようです。
(06/07 2019: shige)


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作成日: 03/22 2023
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