柏崎市は海沿いの町ですから豪雪というほどには、雪は降りませんが、 年によって違いがあり、多いときは 1m 位積ることもあります。 除雪が間に合わなくて、休講、あるいは遠隔授業に切り替え、 なんていう日がある年もあります (2022 年度もそう)。 また例年、年に 1 回位まとまって雪が降るときがあり、 駐車場から出られなくなる車が多発することもあります。 冬の降雪シーズンは、 駐車場は早朝に外部の業者に除雪をしてもらいますので、 通常は問題ありませんが、そうでないこともあります。
アパート住まいの学生は、 スノーダンプやスコップ等の除雪用具も備える必要があると思いますし、 長靴やフード付きの厚手のコートなども必須です。
なお、秋から冬 (11 月中旬位から) にかけてカミナリが結構多いです。 カミナリの通り道だという話を聞いたこともあります。 以前、大学でも電気系統、電話に関する落雷の被害があり、 一応なんらかの対策は取られているようですが、 昨年の冬は夜中に停電したこともあり、必ずしも完全ではないようです。
冬に停電されると卒論を書いている学生は書いたものや実験データが
パーになることがあるので危険です。
卒研の学生はデータのバックアップをこまめに取るようにした方が良いでしょう。
(02/07 2023 更新: shige)
まず、周辺地図や、バスの時刻表などについては、 大学ホームページにある以下のページをごらんください。
柏崎市は日本海沿いの市ですが、新潟工科大学は内陸の方の丘陵地帯の 一角にあります。そして同じ丘陵地のほぼ反対側に 新潟産業大学があります。 JR 柏崎駅からバスで約 20 分 (260 円) (05/24 2019 現在)、 自動車で 15 分、自転車で 40 分、徒歩で 1 時間強ってところ でしょうか。
ただ、最近は学生アパートが大学の近くにまとまって作られましたし、
市街地も郊外の方に延びて来ていますので、市街地ということなら
もう少し近くなります。
まとまった郊外型店、飲食店などがある岩上の辺りなら、
JR 柏崎駅までの 2/3 位の距離でしょうか。
(05/24 2019 更新: shige)
まずは、大学ホームページにある以下のページを参照してみてください。
どの交通機関を使うか、どちらの方向から来るかによって色々あります。
高速道路を利用される場合は、柏崎インターチェンジで降りて、 そのまま国道 252 号線を山側 (十日町方面) へ向かい、 安田の信号から右折して新潟産業大学の前を通って 堀の三叉路で右折するのが分かりやすいと思います。 または、最近 (2002 11/02) 柏崎 8 号バイパスが部分開通されたので、 柏崎インターチェンジで降りたら国道 252 号線を海側 (柏崎市街方面) に走って左折してバイパスに乗り、希望が丘の信号を左折 (佐水方面) してまっすぐ進む、という道も分かりやすいでしょう。
高速道路でない場合、新潟・長岡方面から来る場合は、 国道 8 号線を走ってきて国道 252 号線とぶつかるところで 十日町方面に向かい、後は上と同じ経路で来るのがいいでしょう。
8 号線を富山・上越方面から来る場合は、 高速を使う場合は米山インターチェンジで降り、国道 8 号線を走ってきて 国道 353 号線とぶつかるところで右折し、 新道の信号を左折する、という手もあります。 353 号の途中、高速道路下を抜けると左手に大学が見えて来ます。
高速バスを利用する場合、JR 柏崎駅、柏崎インターチェンジ、 柏崎総合庁舎前など、色々降り口がありますが、最もわかりやすいのは JR 柏崎駅で降りて、柏崎駅前から 久米線のバスに乗る経路だと思います。 以下に時刻表もあります。
高速バスは、JR 柏崎駅前に止まるバスが新潟や 東京などからきています。 また、新潟と上越 (直江津) を結ぶ高速バスは、 工科大学の近く (歩いて 25 分位) の「上方」という場所にも止まります。
JR 柏崎まで来て、柏崎駅前から久米線のバスに乗るのが分かりやすい でしょう。 JR 柏崎には信越線を利用するのが便利です。関東方面ならば、 長岡まで新幹線で、そこから信越線で柏崎にくるのが良いでしょう。
新潟市方面からなら、時間によっては信越線の特急があります。 越後線は各駅停車のみで、また吉田での乗り換えが悪いことも ありますので時間がかかります。 ただし、いずれにしても本数が少ないので、 高速バスの方が多分便利です。
飛行機は、新潟空港まで多分 100km 以上あるので、本州以外、 あるいは海外でなければあまり実用的ではないでしょう。 新潟空港から JR 新潟駅まで来て、そこから高速バスで JR 柏崎駅までくる、というのがわかりやすいでしょう。
船は、小木 (佐渡ヶ島) 行きの 佐渡汽船が、 また寺泊 (寺泊町) まで行けば赤泊 (佐渡ヶ島) 行きの 佐渡汽船があります。 しかし柏崎からはいずれも 40km 以上の (多分) 距離があります。
現在 (05/24 2019) は、 計算機実習室には 88 台の実習用の端末があり、 情報電子工学科だけでなく、全学の学生が実習に利用しています。 コンピュータ本体は基本的に MS-Windows のデスクトップ PC で、 数年に 1 回位の割合で更新されているようです。
授業に使用していない空き時間ならば、 本学の学生は 9:00~19:00 の間は自由に使うことができる、 という形になっているようです。 ただし、実習室の空き時間はそんなにはなく、 最低 3 コマ位は使われていると思いますので、 確実に自由に使えるのは 4 限終了後 (16:10) 以降だと思います。 また、長期休暇中も使えたと思います (届け出が必要かも)。
もちろん、インターネットにつながっていますので、メールも使えますし、 ホームページを見ることもできます。
授業の実習で使うため、通常の Office 関係のソフトに加え、 プログラム開発環境のソフト (Visual Studio, MPLAB) や、 設計・製図などの 3D CAD ソフト (VectorWorks, SolidWorks)、 数値解析ソフト (MATLAB)、 回路シミュレータなどがインストールされているようですが、 詳しくはわかりません。 以下に、「計算機実習室利用の手引き」があるのですが、 残念ながらしばらく更新されていないようです。
なお、デスクトップ PC は、計算機実習室 (S 棟 1 階 S101) 以外にも、
「高度シミュレーション実習室」(S 棟 2 階 S215) にもありますし、
図書館にも数台置かれています。
授業によっては、「高度シミュレーション実習室」
で計算機の実習を行う場合もあるかもしれません。
(05/24 2019 更新: shige)
大学のホームページの以下に詳しい年代等も記されています。
開学は 1995 年 4 月ですので、既に 20 年以上経ちました。
(05/24 2019 更新: shige)
福利厚生棟の学生食堂のそばにコンビニがありますが、 例えば教科書などをそこで買うような大きい生協のようなものは 残念ながらありません (;_;) 大学の規模からして仕方がないかもしれません。
なお、教科書は各学期の頭に、柏崎市内の本屋さんが
講堂で臨時に教科書販売を行い、それを購入することになります。
ただ、学術書であっても国内で販売しているものであれば
通常一般の書店でも注文して取り寄せてもらうことは可能です。
(01/09 2009 更新: shige)
大学のホームページの以下の施設紹介のページに説明が少しありますが、 単なるシンボルタワーであって、 中に入れるわけでもありませんし、 特に何らかの役目があるわけではないようです。 ただ、ライトアップも可能で、ごくまれに電気がついてるときもあります。
まあ、しいて挙げれば、消防訓練の時の放水の的の役目、ですか。
(05/24 2019 更新: shige)
本来は、誰かがいるべき代物なのかもしれませんが、今は普段誰もいませんね。
何かの催しなどがある際、あるいは入試などの際に、
あそこで右の道と直線路の車の誘導をしていることがあるようです。
(05/24 2019 更新: shige)
歩いていくとわかりますが、駐車場手前から右に上がって来る道と
ほぼ並行に上がって来て、柏崎市ものづくり活性化センターの横に出ます。
ただし、あまり整備されていない道なので (土砂崩れもあったかも)、
近づかない方がいいでしょう。
(05/24 2019 更新: shige)
普段の開館時間は 08:35 ~ 19:00 位のようですが、 授業があり学生アルバイトがいるときは 20:00 位まで開いている場合もあります。 前期と後期の試験期間の直前になると土曜日の開館も行なわれているようです。
夏期などの長期休業中も、 大学が開いているときであれば 09:00 ~ 17:00 位は 多分開いているでしょう。
詳しくは、大学図書館のホームページをご覧ください。 開館日、開館時刻を紹介するカレンダーもあります。
現在 (2019) は学内で無線 LAN が使えますので、 無線 LAN 用のカードがあれば学内どこでも接続できると思います。 ただ、一般に無線 LAN は通信内容が他人から覗かれやすくなるので、 暗号化などの自衛策を取る必要があると思います。
有線の LAN ポイントもいくつかあるようです。
詳しくは、「学生便覧」の「学内施設の利用案内」をご覧ください。
(05/24 2019 更新: shige)
以前は、深さ 3000m の「大深度地震計」 とかいうものが埋めこまれていたこともありますが、 大学の地図には現在「多目的広場」となっていて、 特に何も使われていません。 単なる空き地だと思います。
基本的に夜中から翌日の朝まで自動警備がかかっていて、 外部から入ることはできません。
ただし、工学系の大学なので夜間の研究も多く、教職員、大学院生は 管理簿に記載し、必要な部屋のみの自動警備を解除して入ることができます。 逆に、それができない人のみで大学に夜間残ることは原則としてできません。
なお、W 棟 2 階の「Ns' スタジオ」という場所は
事前に予約すれば 24 時間利用できるようで、
サークル、あるいは学科での実習などに使われていることが多いようです。
詳しくは、大学学務課に聞いてください。
(05/24 2019 更新: shige)
入るだけなら問題はありませんが、
今 (2019) は研究室や講義室、会議室くらいしかありませんので、
自由に入って見学できる部屋はなさそうです。
(05/24 2019 更新: shige)
以前は、新潟県の「起業化センター」という名称の建物でしたが、 2008 年位から柏崎市の「ものづくり活性化センター」に変わりました。 よって大学所有の建物ではなく、市の建物です。
工作機械なども置かれていて、現在は市の技術者育成講座である
「ものづくりマイスター・カレッジ」などで利用されているようです。
(05/24 2019 更新: shige)
大学にお客さんが来た時、あるいは大学教職員が公務で利用するための
宿泊施設です。
大学北棟のさらに北のグラウンドに面した側の、
工場棟と図書館の間にあるのがそれです。
もちろん一般の人や学生は利用できません (と思います)。
(03/29 2002: shige)
うちの大学の食堂は、大学生協のように会員とかがあるわけではなく 外部の業者が入って営業されていますので多分問題はないと思いますが、 正確には分かりません。 ただ、大学のお客さんや工事関係者、取り引き業者などの来訪者は 普通に利用しておられるようです。
閲覧、複写、貸し出し等可能なようです (複写は料金がかかると思います)。 詳しくは図書館の Web ページの「利用案内」をご覧ください。
授業や学内行事等に支障のない範囲で有料で貸し出しています。 詳しくは、以下をご覧ください。
学生便覧にも書かれていますが、
授業時間やクラブ活動で使用されていない時間帯であれば、
利用が可能です。スポーツ用具も借りることができます。
受付は学務課で行いますので、
申請の必要性も含め、詳しくは学務課で聞いてみてください。
(05/24 2019 更新: shige)
大学によってはそれが名物になっている所もあって、 例えば筑波大学の「筑波犬」は有名なようです。 街中にある大学では犬、猫、カラスなどが住み着く所もあるようですし、 また乗馬部などがある大学などでは、 大学構内をたまに馬が歩いていたりしてびっくりすることがあります。
さて新潟工科大ですが、街中からはやや外れているため 大学構内で犬や猫は見たことがありません。もちろん馬もいません。 ただ、丘陵地帯の一角なので野性動物は多少いるようです。 今まで夜中にタヌキとうさぎを見たことがあります。 といっても、せいぜい年に 1,2 度位ですし、 いずれも警戒性が強いのでもちろん近寄っては来ません。
工科大のある丘陵地の生き物については、同じ丘陵地の一角にある 「夢の森公園」でわかるかもしれません。
ちなみに、大学構内には「竜」がいます。
「竜」と言っても「鳴き竜」ですが
S 棟 2 階の事務室学務課入口付近にいます。
もう一匹、その真下の地下 1 階建築製図室前にもいます
(結構あちこちにいるかも)。
(05/24 2019 更新: shige)
さして面白いものはないと思います。 学長は応接の業務も多いので (多分)、 それに適した部屋になっていて、研究室とはそういう点が違う、 といった程度でしょうか。
うちの学生であれば、例えば 特別奨学生 になるとか、
または何か社会に貢献して学長表彰される、といった場合には
表彰のために学長室に入れる、ということもあるかもしれません。
(01/15 2003: shige)
冷房運転期間中、確かに計算機実習室前の廊下は寒いくらいに冷えていますが、 あれは実習室から冷気がもれて来るのではなく、 廊下にある送風口から冷気が出ているそうです。
ただ、なぜ廊下に冷気を出しているのかは私も知りません。
ご存知の方は情報を メール
でお寄せください。
(09/24 2003: shige)
確かに以前はそうでしたが、
現在 (2019) 大学内の案内板が新しく変更されています。
部屋番号なども新しくつき、
各部屋に番号がついて、比較的全ての部屋が説明されるようになりました。
(05/24 2019 更新: shige)
今年度 (2008 年度)、大学の入口、 階段の下 (新しい講義棟脇)、 右側の道を上がって来た駐車場付近の 3 箇所位に 案内板が設置されました (やっと)。
デザイン的にはそれなりの看板なのかもしれませんが、 ただ、かなり小さいのと、 車で来学した人が見るにはやや不便な場所にあるので、 あまり役には立ってないのかもしれません。
大学入口にあるものは、市内方向側に立っているので、 その逆方向からきた人は気がつかないだろうし、 市内方向から来た人も、小さ過ぎて車だと多分通りすぎてしまいます。 上の駐車場付近にあるのも、 そこまで来る前に迷う車があることをわかっていないような気がします。 外部の方の車が間違えて風洞実験室辺りに入って来ていたり、 学生駐車場に止めて下から上がってくる来学者もいたりします。 どうもそういうところの配慮が欠けているように思います。図書館でもリクエストを受け付けているらしいのですが、 同窓会や後援会からの寄付金などによる購入になるそうで 入るのは 9 月以降になりますし、必ず買えるとも限らないそうです。
最近図書館の WWW ページのシステムが新しくなりましたが、
その中に図書購入申し込み、というのがあります。
学生はそこに購入希望図書を登録できるようです。
ただ、上に書いたように必ず買えるとは限らないそうです。
(05/24 2019 更新: shige)
今年 (2006 年) の春から、そのような制度が始まったようです。 貸し出しは学内だけで、貸し出し期間は、以前は 1 日だけだったのですが、 2007 年 12 月から最長 1 週間になったようです。
一応学内 LAN に接続できるので、インターネットも使用できます。 また、現在用意されているノートパソコンの総台数は 30 台程度のようです。 「貸出ノートパソコン」 のページ (「在学生へ」->「貸出ノートパソコン」) をご覧ください。
詳しくは、学務課、あるいは図書館でお尋ねください。
(06/11 2006: shige; 01/14 2008, 02/22 2008 修正: shige)
以下は大学の公式な見解ではなく、あくまで個人的な意見です。 もしかして、勘違いしているところもあるかもしれませんが、 十分である、とは言えないように思います。 それは、多分今まで障害者の学生や教職員がほとんどいなかったことに 起因していることではないかと思います。
例えば、車椅子に関していえば、車椅子用の駐車スペースが 明示された形で確保されているかといえば、そうではないように思います。 出入口の階段のところにはスロープが設けられているところもありますが、 全ての出入口についているわけではありませんし、 エレベータ (車椅子用ボタン等あり) や 車椅子用のトイレもそれなりにあるのですが、 学内の移動の際に多少遠回りをしなければいけなかったり、 小さいブロックが埋め込まれた中庭 (よって車椅子の移動は多少ガタガタするかもしれない) を通らないといけなかったりする場合もありそうです。
講義室の行き来に利用する階段には、 一部分てすりがついているのですが、 半分位の行程にはなぜかてすりがありません。
火事などの非常時の警報は音 (放送) によるものが主で、 視覚的なものはそれほどありません (もしかしたら消火栓が赤く光るかも) ので、 それは聴覚障害者に対しては不十分かもしれません。
また、大学内には点字ブロックは一切なく、 点字によるガイドは、外の業者が入れた飲料水の自動販売機以外はないようです。 大学の外の歩道にも、大学周辺、 特に大学から近くの学生アパート付近までの道路には全くついていません。 大学近くの信号も音声案内のないものです。 これらは、弱視者を含む視覚障害者には不十分でしょう。
ただ、学内には障害者向けの研究をしている人もいますし (私も少しは関係ある)、
実際に、学生や教職員として障害者が来ることになれば、
多分それなりの対応を考えて実施するようになる可能性はあります。
もし、入学等を希望する障害者の方がおられたら、
まずは大学の方に直接ご相談されることをお勧めします。
(06/09 2007: shige; 08/21 2007, 02/22 2008 修正: shige)
追加情報ですが、今年度 (2009) から、積極的な支援を行う、
という体制を取ることになったようです。
詳しくは大学の方にご相談ください。
(04/06 2009: shige)
追加情報ですが、現在 (2022)、弱視者には講義室に拡大読書機を用意する、
階段の登り口がわかるように色をつける、など配慮がなされているようです。
必要ならば、大学の方にご相談ください。
(02/07 2023: shige)
うちの大学は、3 年前の中越大震災 (2004 10/23)、 今回の中越沖地震 (2007 07/16) の 2 回の震災に会っていて、 それなりに被害もありました。
3 年前の地震では、地面の陥没や天井の水道管の破裂などがあり 1 週間休講となりました。 しかし、柏崎は震源から多少離れていましたし、 土曜日の夕方だったこともあり、 大学内での怪我人はありませんでしたし、 学生のアパートなどもそれほど大きな被害はなかったようです。 ただ、地震のときにバイクに乗っていて、 壁にぶつかって骨折した学生がいた、という話は聞きました。
今回の地震では、地震後から夏休みまでに 前期 3 週間位の講義期間がまだ残っていたのですが、 それをやめて夏休みに入ることにして、 夏休み後にその前期の残りの講義から始めることにしました。 今回は柏崎市の中心部、海岸沿いはかなり被害にあいましたが、 大学は、祝日だったこともあって学生、教職員は大学内にはほとんどいなかったので 怪我人はありませんでした。 また、市の中心部や海岸沿いからは多少距離があるので、 天井が落ちたり、壁が崩れたり、建物が大きく傾く、 といったことはなかったようですが、 地面の陥没、水道管を含む色々な配管の被害などがありましたし、 研究室でも物が落ちたり、倒れたりというのは今回はたくさんありました。
学生のアパートもゆがんだり、物が落ちたり、水道、電気、ガスが来ない、 といった被害があったようで、 物が落ちたことなどにより多少怪我をした学生もいたようですが、 それほど大きな怪我はなかったようです。 また、3 年前の地震に比べて、道路が寸断される、 といったこともあまりなかったので、 大学付近では割と早めにスーパーやコンビニもほぼ正常に営業していましたし、 水や食料などの支援物資も届いていたので、 それほど不自由はなかったようです。
ただ、大学は丁度厚生棟の新設工事をやっていることもあり、 中越沖地震から 1 ヶ月たった現在 (2007 08/21) も、 トイレや排水の使用や出入口などは制限されていますし、 夏休みに計画されていた行事 (父母交流会やオープンキャンパス) なども中止となりました。 詳しくは、大学の トップページ を参照してください (少なくとも夏休み中くらいは情報が載っているだろうと思います)。
ほかにも、梅雨時期の豪雨 (2004 07/16; 2005 06/28) に会い、 講義が休講になったこともあります。 このときは、柏崎に床上浸水した家があったり、 電車、バス、高速道路がストップしたり、 大学付近の道が使えなったりしました。
ただ、今回の地震は 3 年前に続いてのことでしたし、
うちは小さい大学であるということもあって、
それなりに早めに対応、対策がとれるようになっているような気はします。
例えば、今回の地震では、機械制御システム工学科のロボット関連の先生の助力で
北九州のレスキューロボットが柏崎市内の復旧支援の活動を行ったようです
(詳細は NIIT ニュースに)
し、
建築学科の都市計画関連の先生も含む県内の研究者、学生のグループによる
市内の被害の大きかった商店街の復興計画の提示
(詳細は NIIT ニュースに)
などの活動が行われています。
こういうところは、工学部らしいなあと思います。
(08/21 2007: shige)
確かに 2008 年度にできた新棟 (新講義棟、福利厚生棟) は、 学内でコンペをやって、その優秀作品を元にしてできたと聞いています。
学生の設計と聞くとだいぶ不安な気もしますが、
建てたのはちゃんとした業者の方ですし、
工事中に大きな地震 (中越沖地震) がありましたがちゃんと建ちましたので、
まあ大丈夫なんじゃないでしょうか。
(09/17 2008: shige)
学生駐車場が基準ではなく「大学正面玄関」が基準なんでしょう。 ちなみに、うちの大学の場合「大学正面玄関」があまり玄関風でないので わかりにくいんですが、北棟の一番講堂側の入口が多分「大学正面玄関」 にあたるんじゃないかと思います。
「大学正面玄関」には車で上に上がってからならすぐ入れますが、 確かに「学生駐車場」からだと地下 1 階や地下 2 階の入口に向かって 階段を「登ら」ないといけません。 不自然にも感じますが、まあ丘に上がった船のようなもんだとでも 思えばいいんじゃないでしょうか。
ちなみに、割と丘陵地や高台に作られて
歩いて登り下りをしないといけない大学はかなり多いような気がします。
先日行った大学 (慶應) は、登るだけでなく登りと下りがいくつもあって
(しかもかなり急な坂)、たどり着いて息を整えるまでに
だいぶ時間がかかりましたし、
私の出身大学、出身大学院はいずれも駅から
だいぶ長い坂を登らないといけませんでした。
(09/17 2008: shige)
ひどい場合はノートや試験の答案用紙がフニャフニャになって、 シャープペンシルや硬い鉛筆では書きにくくなるようで、 特に下の階の教室ほどひどいようです。
通常の講義室には、集中冷房のつまみ (OFF,L,M,H) と温度設定用のダイヤル、 および換気用のロスナイの設定パネルがついていますが、 建築学科の先生の話も聞きながら実験してみたところ、 以下のようにすると多少ましなようです。
なぜそうなのかを、全然あてにはなりませんが、 建築の先生に聞いた話や Web 上の情報などからの 私の理解 (と多くの推測) でお話しします。
まず、空気には飽和蒸気圧というものがあり、 空気中の水分がその値を越えると気体 (水蒸気) としてはとどまれなくなり 水分として現れてくるようですが、 これが窓の結露やノートの湿気などの原因です。
湿度とは、現在の飽和蒸気圧に対する空気中の水分濃度の割合を指していますが、 気温が高いほど飽和蒸気圧は高くなる (より多くの水分が空気中に気体としていられる) ので、 空気中の水分が同じ場合は、気温が高いほど湿度は低く、 気温が低いほど湿度は高くなります。 下の階ほど湿度が高いのはこれが原因のようで、 建物の構造上下の階ほど講義室の壁や床の温度が低いために結露しやすいそうです (私見ですがもう一つ原因が考えられます)。
一方、冷房された空気は、実は冷房機の仕組みからして、 かなり乾燥した状態になっているそうです。 夏に雨が降って車の窓ガラスが曇ったときに クーラーを入れると曇りが取れるのも同じ理由のようです。 よって、本来は冷房を入れると空気が乾燥するはずなのですが、 その際にロスナイで換気を行うと、 ロスナイは熱交換だけやって湿気はそのまま通してしまうらしく、 湿気をたくさん含んだ外気を取り入れて 逆に冷房の乾燥した空気を逃がしてしまうことになるので 湿度が上がってしまうようです。 よって「ロスナイは切る」方がいいわけです。
また、「冷房の送風能力を上げることよりも冷房の設定温度を下げる」 方がいい理由ですが、 むしろ温度が高い方が湿度が下がる、 と上に書いたことと矛盾しているようにも見えなくもないですが、 これも冷気が乾燥していることが主な理由のようです。
冷房の設定温度が高いと、 サーモスタットにより冷気の送風は停止しがちになります。 冷気の送風が停止しても、 冷房のスイッチが入っている間は送風だけは行われ続け、 その際は乾燥した空気ではなく、 湿気を含んだ外気が入ってきてしまっているようです。 よって、設定温度が低い方が乾燥した冷気の送風時間が長く続くので、 むしろ湿度が下がるわけです。 下の階ほど湿度が高い理由のもう一つもこれではないかと見ています。 つまり、下の階ほど壁などの温度が低いようなので、 それによりサーモスタット温度が下がりがちになり、 冷気の送風が止まっている時間が長いために 湿度が上がるのではないかと考えています (正しいかどうかは不明)。
上の理屈からすれば、 本当はサーモスタットで冷気の送風が止まったときに、 送風自体が止まるようになっていればいいのでしょうが、 そのようにはなっていないようです。 またはこまめに手動で冷房を止めたりつけたりすればいいのかもしれませんが、 冷房のスイッチはほとんどの講義室で後ろの出入口付近についているため、 教員が操作するのも容易ではありません。
もちろん、上の理屈が正しい保証は全くありませんが、
とりあえず実験的には上のような方策で
湿度の問題はある程度は解消できているような気はします。
(07/07 2011: shige)
「池みたいなもの」ではなくて、「池」ですね。
学内地図
を見ると、「調整池」となっています。
何を「調整」しているのかというと ... うーん、それはわかりません。
雨量でも調整しているんでしょうか。
(06/28 2013: shige)