次は、 が偶数で、 が奇数の場合を考える。
, とすると、
より であり、
のときは (3) より無限大となるから、
ここでは
であるとする。
(5) より、
(
24)
であり、補題 2, 3 より、
となる。ここで、
に対し、
なので、 より (25) で とすると、
(
26)
となることがわかる。
すなわち、(25) の の係数の和が 0 と
なるので、補題 1 と (24),
(25) より
が得られる。さらに、(26) により、
最後の の部分は、
(
28)
とすることもできる ( の項は により消える)。
元の , で表すと、
となる。
竹野茂治@新潟工科大学
2020-12-17