12 アークサインの積分
次は
の定積分
(77)
を考える。
まず
は奇関数なので、
として
のみ考えればよい。
前節でも使った、以下の和の書き換えを利用する:
これを使って、リーマン和の変形を行う。
の
リーマン和
で、
,
とすると
で、(78) より、
となる。よって
を等分
と取れば、
となる。(26) より、
となるが、
なので、
となり、よって
となる。
は、
で、
より
は
で上に凸な
増加関数なので
で最大値を取り、
となって収束条件も満たされる。
よって、
(79)
となり、
は
(80)
となる。
なお、
は、
なので、
となる。
竹野茂治@新潟工科大学
2026-07-30