4.10 バロトロピックのオイラー座標系の場合
次はバロトロピックオイラー座標系の場合の方程式
(2.10), (2.15) (, ) を考える。
この場合は、ランキン-ユゴニオ条件は
であるから、 を消去すると
となり、
であるから、
よって、
となる。
でのテイラー展開を利用すると、
となるので、
となる。なお、この微分の値は、
, の場合は、
となるので負となる。
よって、
となる。よって、
とすると、
となるので、
であることがわかる。よって、
によって ,
となる。
さらに、
であり、
となるので、
であるから、
であれば、
となる。
は、
であるから、
となり、確かに
となる。
この場合、
,
としては、例えば
と取ればよい。
竹野茂治@新潟工科大学
2018-08-01