講義に関するアンケートについて (応用数理 A: 2013 年度)


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はじめに

ここ数年新潟大学工学部では、学期末の最後の講義の時間に 講義に関するアンケートを行なっていて授業改善に役立てているようですが、 それに習って、今回第 7 回目の講義時間に 「講義に対する意見、質問、不満等」を自由に書いてもらいました。 備忘録も兼ねて、それを以下にまとめておきます。
(06/03 2013)

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私的に行ったアンケート


概要

回答は、小さい紙を講義の最初に配って、 それに「講義に対する意見、質問、不満等」を自由に書いてもらって 講義の最後に提出してもらいました。 回答総数は 50 枚 、その内訳は、

となりました。重複も数えれば、

のようになりますので、 肯定的な意見を上げている学生が多いことになりますが、 これにはいくつかの理由があると思います。

履修登録者全体に対象を広げると意見も変わると考えられますが、 「授業改善」に関しては講義に来ている学生の意見のみを考えれば 良いだろうと思います。

また、現在の講義は「高校に近い」のですが、 以前の講義は以下のような形式でした。

大学ではむしろこのような講義が一般的であり、それには それなりの理由もあります。 今でも、現在の私の講義の形式よりも以前の形の方が 大学の講義としてはふさわしいと思っています。 そろそろ高校までのような受身の学習法から脱却し、 大学の能動的な学習スタイルを身につけてもらいたいと思っています。
(06/03 2013)

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書かれていたこと

書かれていたことに対する私からの回答を上げておきますが、 肯定的な意見は以前とほぼ同じなので、回答はここには書きません。 以前のアンケートに対する回答のページ (answer1.html) を参照してください。 不満等に関する回答も、以前と同じものになる場合はそちらを引用します (カッコ内は人数)。


(06/03 2013)

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回答


字がわかりにくいときがある/もう少し大きく

わかりにくいのはなるべく気をつけるようにはしますが、 容易に想像できるでしょうが、 基本的にどれがわかりにくいのかは私にはわかりません。 だから、わかりにくい字があったらその場で質問してください。 他の人のためにもなります (そのためには隣の人でなく、私に質問すること)。
(06/03 2013)

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板書が多い/早い

早いと書いた人もいますが、丁度いいという人もいますので、 あまり変えずに進めたいと思います。

なお、大学の講義は、すべての人が時間内に理解できるようにはやりません。 わからなくてもどんどん進みますから、 ノートを取り、時間外に復習、宿題をやり、自分で理解する必要があります。 大学の単位とは、そのようになっています。
(06/03 2013)

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難しい

「難しい」ということは、次の 2 つが考えられます。

これからますます難しくなります。前者の理由の場合は、 それを身につけてから再受講するのが良さそうな気がしますし、 後者が理由の場合は、それを見直してみることでしょうか。 大学の講義は、 宿題をせず、授業以外に勉強せずに理解できるようにはなっていません。
(06/03 2013)

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講義室が広い

私もこの講義室で講義をするのは初めてですし、 この人数では広すぎると思います。

けどこれは私が決めたことではありません。 工学部は建物の工事が入っているので、 すべての講義室が使えるわけではない、という話を聞きました。 仕方がないので慣れてください。
(06/03 2013)

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プリントの字が読みにくい

一応私が板書している字と同じ字なので、我慢してください。 わからない字があれば、その場で質問してください。 他の人のためにもなります。 (そのためには隣の人でなく、私に質問すること)。
(06/03 2013)

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プリントの字が読みにくい

一応私が板書している字と同じ字なので、我慢してください。 わからない字があれば、その場で質問してください。 他の人のためにもなります。 (そのためには隣の人でなく、私に質問すること)。
(06/03 2013)

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証明だけでなく問題を解いて

この講義は、今までのアンケートによって、 宿題も含めて問題演習をかなり増やしています。 これ以上増やすと理論の解説に時間が取れなくなるので、 難しいです。

なお、大学の講義は、問題の解法を覚える場ではなく、 理論を理解する場で、問題演習はその補助としてあるものです。 皆さんは、今後型にはまらない問題に当たっていくわけですから、 解き方の決まった問題を解けてもだめで、 理論を理解していなければ型にはまらない問題には対応できません。
(06/03 2013)

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学生に発言させるべき

どのような形式を意識した意見なのか不明ですが、2,3 想定してみます。

  1. 講義の方式として、 TV で話題になったような学生との対話で講義を進める形式もありますが、 そのような形式を想定しているのであれば、 それはどの講義でも適切な形式というわけではないことに注意が必要です。 その方式が可能なのは、

    が最低条件ですが、少なくとも今やっているベクトル解析のような 「新しい数式を利用する分野」の学習には適切ではありません。 このような講義では、すべての人が授業時間中に理解できているとは限らないので (講義以外の時間を利用して理解する)、 学生に無理矢理発言してもらうのもあまり意味がありません。

  2. 質問がしたい、ということであれば、 直接私への質問は禁止しているわけではありません。 いつでもどうぞ。 ただし、隣の人への質問は、隣の人、回りの人の迷惑になりますので、 認めません。

  3. 黒板の前で自分で問題を解いて解説したい (演習をやりたい) ということなら、残念ながらその時間はない (それをやると授業が進まなくなる) ので、 我慢してください。


(06/03 2013)

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平坦な授業だ

これは感想のようなもので、良い意味なのか悪い意味なのかはわかりません。 逆に講義に山谷を求めているのでしょうか。 なら講義を聞くのはやめて映画でも見に行ったらどうでしょう。 講義は娯楽ではありません。
(06/03 2013)

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作成日: 06/03 2013
竹野茂治@新潟工科大学 (shige@iee.niit.ac.jp)