それが、先日 3 次元のある微分方程式の極座標変換の計算をしているときに、 たまたま 3 節の方法を思いつき、 そして本稿をまとめるにあたって ベクトル解析の講義で使用している教科書 [1] をよく見たら、 より一般性のある証明がちゃんと書いてあった、というのが実情である。
そのベクトル解析の講義では例年そこまでは進まないので、 教科書のその辺りはちゃんと読んでいなかったが、 ベクトル解析はありがたいものだという認識を新たにした次第である。 是非 [1] のより一般的な命題とその証明 (6.1-6.3 節) も 参照していただきたい。
竹野茂治@新潟工科大学