(11), (12), (13) の和が のラプラシアン となるが、 それぞれの式はだいぶ長いので、一気に全部加えてしまう代わりに の各導関数の係数を順番に見ていくことにする。 まず の係数は
よってこれらを総合すれば、結局
(14)
見てわかる通りかなり大変な計算であるが、 実際にはその途中の式 (11), (12), (13) に比べて結果の式 (14) はかなりシンプルな式になる。 以前から、何らかの方法でこの計算を楽にできないかと思っていたが、 これとは別の計算を行っていたときにある方法に気がついた。
それを の計算に応用した例を次の 3 節に示す。
竹野茂治@新潟工科大学