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3.4 ラプラシアンの計算
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3 ベクトル解析などを用いる方法
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3.2 極座標に付随する基本ベクトル
(
PDF ファイル:
laplace1.pdf
)
3
.
3
極座標の微分とベクトルによる表現
今、
と書くことにすると、命題
1
により、
,
,
はベクトル、 および行列の積を用いて以下のように書ける。
よって、
(
18
)
となるが、この最後の行列は、
と変形でき、命題
2
より、
となる。よって、(
18
) より、
となる。なおこれは、
,
を略して書けば、
(
19
)
となる。 今後
と
を区別せず、 この式 (
19
) のようにこれらを省略した形、 すなわち微分作用素の形で計算を進めることにする。
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竹野茂治@新潟工科大学
2009年2月2日