6 4 次方程式のフェラーリの解法
次は 4 次方程式を考える。
まずはフェラーリの解法を紹介する。
方程式
に
を代入して
(38)
とすると (29) より
なので、
(39)
となる。
(38) の左辺に
を残してその他は右辺に移項し、
両辺に
を加える。
(40)
左辺は
の 2 乗なので、右辺も完全平方になるような
を取る。
すなわち、右辺の
の 2 次式の判別式が
(41)
となるような
を一つ取る。これは
の 3 次方程式なので、
その解
を求めるために累乗根が 2 つ追加されることになる。
そしてその
に対して (40) は
となるので、この
の 4 次方程式は 2 本の 2 次方程式
(42)
に直すことができ、この 2 本の 2 次方程式を解くことで 4 つの
が求まり、
により 4 つの
が求まる、というのがフェラーリの解法である。
竹野茂治@新潟工科大学
2026-09-25