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(PDF ��������: sinadd.pdf)
3.1 節の、大まかな形から導くという話に
やや関連した話であるが、例えば、すべての実数
に対して
を満たす関数
を求める、といったような問題を関数方程式という。
この関数方程式の場合、
は微分可能である、といった条件がつけば
そのような
は
の形になることがいえてしまう。
どうしてそうなるのか考えてみるといいだろう。
同様に、
を満たす
を求めることもできるが、この方程式はやや難しい (大学レベル)。
さらに連立の関数方程式
を満たす
を求める、という問題も考えられるが、これは実は
だけが解ではない。この 2 つの問題はいずれも「微分方程式」を勉強すれば
解くことができる (多分)。
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Shigeharu TAKENO
2003年 3月 4日