非物理 front 接続
() は、
新規には [S-1],[S-2] でのみ生成され、
無限に伸びる。
なお、
の符号は特に定められていないが、
本節では正として話を進めることにする。
は、simplified method で作られるから、
その出発点 では、Lemma 7.2 (iii) より
次は、衝突時刻 での評価を、 4 節同様 CASE 1 と CASE 2 に分けて考える。
CASE 1 は が他の front と衝突していない場合で、 この場合は当然
となるが、このとき、 となることを示す。がその衝突点より左にあれば、 , , のうちの物理 front はすべて と approach し、 右にあれば衝突に関わるすべての front は と approach しない。
よって、[A-1] であれば、前者の場合は
よって、すべて と なるので、4.3 節の (31) と 同様にして (41) が得られる。
次は、CASE 2 の、 で と が衝突 する場合を考えてみる。この場合それは [S-3] となるので、
であり、 は、 (7), (11), (23) により、竹野茂治@新潟工科大学