(32) の 3 つ目は、[A-1] の場合は Lemma 7.2 (i) より、
[A-2] の場合は より で、 よって Lemma 7.2 (ii) より、
[S-1], [S-3] の場合は で、 [S-2] の場合は で、 よって となるから、 よってすべての場合で (32) の 3 つ目が成り立つことがわかる。
これで、(32) がすべて成り立つことになる。
今、 に対して
と定義すると、衝突点以外では は定数で、 衝突点 で CASE 1 なら (26) より、 となるし、CASE 2 なら (32)、 および より、 となるので、 は非増加であることがわかり、よって (21), (23), (24) より、 となり、よって、 が得られる。
この (37) は [1] の (7.61) (p138) に
対応するが、これは、定義 7.1 (p125) の 3. (7.8) の、膨張 front の
サイズ が
竹野茂治@新潟工科大学