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2 ゲームのルール

数当てゲームは、コンピュータが適当に決めた 4 つの数字の並びを当てる ゲームですが、ルールは以下の通りとします。
  1. 使う数字は 0 から $(L-1)$ までとし、 数字列の長さは $N$ とする (デフォルトは $L=10$, $N=4$)。 数字列は、0 が先頭になることもあり得るが、 同じ数字が複数回含まれることはない。
  2. コンピュータは途中で課題数字列を変更することはない。
  3. ユーザは、正解数字列と思われるものを入力すると、 コンピュータがその判定結果を返す。 間違いであれば、ユーザはその判定結果を元に 再び正解と思われるものを入力する。 これを正解になるまで繰り返す。
  4. ユーザの入力も使う数字は 0 から $(L-1)$ までとし、 同じ数字を複数回含んではいけない。
  5. コンピュータが返す判定結果は、 の 2 つである。例えば、課題数字列が 0524 である場合、 1234 は 1H1B と判定し、2450 は 0H4B と判定する。 4H0B ならば正解となる。

一応、$L$$N$ を変えられるように作っておいて、 問題の難易度を容易に変えられるようにしたいと思います。

また、ルール 4. ですが、この数当ての場合、 使われていないことが確実に知られている数を知っていると 問題がやさしくなりますので、このように設定しておきます。 もちろん、これを変更できるようにプログラムを 改良することも可能でしょう。


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竹野茂治@新潟工科大学
2006年6月8日