また、-特性方向が真性非線形である場合は、 -膨張波か -衝撃波が起こり、 その左右の定数ベクトル と に対しては、 が膨張波曲線 上にあるか、 が衝撃波曲線 上にあるか、 のみが許される。なお、この と は、 相空間 上でいずれも から出発する半曲線であるが、 実は、それらは綺麗につながることがわかる。
命題 5.1
-特性方向が真性非線形である場合、 と は で で (すなわち 2 階導関数まで連続に) つながる。
証明
補題 4.2 より、 は、