10 最後に
以上をまとめると、
の独立性は以下のようになる。
- (2) のように の平均と分散が揃っていない
ときは、標準化することで (7) の形にしてから
判定する (以降は
とする)
-
() が線形従属のときは
は独立ではない
-
() が線形独立のとき、
が独立となるのはこのベクトルが互いに垂直のとき
なお、最初の標準化については、
すべての の分散が同じ であれば、
となるので、実は標準化は必要なく、直接その
の係数の
ベクトルの線形独立性と垂直性で判定できる。
竹野茂治@新潟工科大学
2022-08-19