方程式 (2) を で微分すると、
(12)
問題 1 の場合も 2 の場合も、 はすべての に対して正の値も負の値も取ることになるので、 の に関する最大値 は正の値であり、 その最大値 はある で取られる。
よって では は極大にもなっているので、
(13)
から () までの間、 の に関する最大値 を取る場所 (山の尾根の部分) が という曲線であらわされるとすると、 で (13), (14) が成り立つことから
(15)
よって、 から までを考えると、 最大値を与える が上のようには一本の曲線では表されない場合でも、 から までを、 を与える が そのそれぞれで一本の曲線で表されるような小さい区間に分け、 そのそれぞれに対する評価式 (15) をすべて加えれば、結局
なおこの評価は、 にはよらない形になっている。