現在 (05/31 2024)、gnuplot の最新正式リリース版は 6.0.1 が公開されています。 升谷保博@大阪大学 さんによる gnuplot 3.5 のマニュアルの日本語訳は 広く出回っていますが、その後 3.6beta, 3.7.X 以降のものに関する日本語訳は 出ていないようです。
そこで竹野研究室では、研究室メンバーで以前より gnuplot 3.7.X, 3.8X (開発版), 4.X, 5.X のマニュアルの 日本語訳を進めて来ました。 gnuplot.doc と terminal のマニュアルの訳等に関しては それがほぼ終ったのでそれを公開し、 それに関する情報交換などをここで行ないたいと思います。
あらたに、MS-Windows 版の gnuplot の日本語化キット (日本語ヘルプファイル+日本語メニューファイル) も ここで配布することにしました (注: MS-Windows 版の gnuplot 本体は含まれません)。
(06/17 2006 追記)
なお、現在 (06/17 2006) は、これらの日本語訳等も
本家の開発ツリーの中に含まれています。
以下に gnuplot 3.7.X 以降のリリース版の gnuplot.doc の日本語訳等を置きます。
なお、gnuplot-5.4.8, 5.4.9, 5.4.10 のドキュメントは、 5.4.7 のものとほぼ同じです。(11/29 2023)
以下に「MS-Windows 用の gnuplot の日本語化キット」、 すなわち以下ものをまとめたものを置きます (注: gnuplot 本体は含まれていません)。
詳しくは、付属ドキュメント、 (4.2 以降の版については、 「情報やメモ (2007 03/04)」 も参照) をご覧ください。
なお、「情報やメモ (2013 03/19)」 に書いたように、 gnuplot-4.6.2 以降では Windows 版の gnuplot インストール時に日本語環境を選択すれば、 日本語ヘルプファイルも wgnuplot の日本語メニューファイルも インストールされますので、 ここで公開している日本語化キットは基本的には必要ありません。
また、開発版の日本語化キットについては、 「gnuplot 開発版のマニュアル等」 をご覧ください。
情報やメモを上げて行きます (上が新着)。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc (2024-12-02 の版) の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。 最近、3 ヶ月に 1 度位の更新になってしまっています。 怠けていてどうもすみません。 ただ、あまり大きな変更はないようです。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc (2024-08-22 の版) の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
2024-05-29 頃に gnuplot-6.0.1 がリリースされました。 マニュアル gnuplot.doc の日本語訳 (EUC ファイル) や wgnuplot の日本語化キット等をここに置きます。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc (2024-05-24 の版) の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
ついでに整理のため、 1 年以上前の開発版のマニュアルへのリンクを削除しました。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc (2024-04-24 の版) の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc (2024-03-29 の版) の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc (2024-02-26 の版) の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
下 (2024 02/16) で紹介した latex2html で処理した HTML ファイルがおかしくなっていた件ですが、 gnuplot-6.0.0 用のものも gnuplot-ja/, gnuplot-ja-div/ を修正しておきました。
下 (2024 01/26) で紹介しましたが、 latex2html で処理した HTML ファイルがおかしくなっていたのを修正し、 2024 01/26 版の gnuplot-ja/, gnuplot-ja-div/ のファイルを更新しました。
13 節の enhanced モードに関する表だけでなく、 数式の変換がうまくいってなくて、 数式を画像化したものが全部表示されず、 さらにその表もおかしくなっていました。
ついでに、先頭の開発者の氏名のアクセント部分も、 比較的標準的な表現方法 (EUC-JP 3byte から entity 名方式) に変えたので、 そこがうまく表示されていなかった環境では改善されているかもしれません。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc (2024-01-26 の版) の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
ついでに整理のため、 1 年以上前の開発版のマニュアルへのリンクを削除しました。
なお、ついさきほど気がつきましたが、 開発版マニュアルのうち、20230509 以降のものの latex2html で処理した HTML ファイルは、 13 節の enhanced モードに関する表の表示がおかしくなっているようです。 次の開発版マニュアルの更新の際 (多分来月末頃) には、 修正したものを公開したいと思いますが、 現在公開しているものはこのまま修正しない予定です。
2023-12-29 頃に gnuplot-6.0.0 がリリースされました。 マニュアル gnuplot.doc の日本語訳 (EUC ファイル) や wgnuplot の日本語化キット等をここに置きます。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc (2023-11-28 の版) の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
なお、gnuplot 5.4 のリリース版の日本語マニュアルは、 5 月に出た 5.4.7 以降更新していませんが、それは、
ということで、ドキュメントには大きな変更がなかったので、 あらためて作成はしていません。 現在は 6.0rc の 2024 年 1 月公開に向けた作業が進んでいますから、 多分 5.4 系列は 5.4.10 で終わりだと思いますので、 とりあえず 5.4 のドキュメントの更新はしない予定ですが、 もし要望があればやるかもしれません。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc (2023-09-26 の版) の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
開発版のマニュアル gnuplot.doc (2023-08-28 の版) から作った wgnuplot 6.1.0 用の日本語化キット wgp610-ja-20230901.zip を公開します。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc (2023-08-28 の版) の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
なお、今回少し事情があって、wgp610-ja-2023XXXX.zip (wgnuplot 6.1.0 用の日本語化キット) の公開は少し遅れます。
また、さきほど気がつきましたが、開発版のマニュアルは HTML などでは 「gnuplot 6.1」となっていますが、PDF などでは「gnuplot 6.0」 となっているようです。これも次回からは修正したいと思います。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc (2023-05-26 の版) の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
05/21 頃に gnuplot-5.4.7 がリリースされました。 マニュアル gnuplot.doc の日本語訳 (EUC ファイル) や wgnuplot の日本語化キット等をここに置きます。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc (2023-04-25 の版) の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc (2023-04-05 の版) の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
ついでに整理のため、 1 年以上前の開発版のマニュアルへのリンクを削除しました。
02/11 頃に gnuplot-5.4.6 がリリースされました。 マニュアル gnuplot.doc の日本語訳 (EUC ファイル) や wgnuplot の日本語化キット等をここに置きます。 5.4.6 等で追加された機能や改良等に関しては 私の個人的な gnuplot のページ を参照してください。
マニュアルの latex2html による変換ファイルですが、 うかつにも見逃していましたが、 先頭ページの著者一覧のアクセント文字部分が正しく変換されず、 不正な名前になっていました。 PDF の方は現在は正しく表示されているはずです。
次回の版からは latex2html の方も正しく表示される予定です。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc (2023-01-23 の版) の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
なお、アーカイブファイルは「wgp550-*」「gp550-*」となっていますが、 現在の開発版はバージョンは 6.1.0 になりましたので、 次回から「wgp610-*」「gp610-*」に直します。 また、PDF のマニュアル (および latex2html で変換して作った HTML ファイル) は「バージョン 6.0」となっていますが、 これも付属ファイル (docs/titlepag.tex, docs/title-ja.tex) の間違いなので、次回から直したいと思います。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc (2022-12-28 の版) の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
なお、今回 gnuplot.doc の日本語訳から作ったファイルに、 今の配布物に付属する、doc2web から作った HTML ファイルも追加しました。 現在は、HTML ファイルは、makeinfo や latex2html から作るのは 本家では推奨されていませんので、むしろこれが本筋かもしれません。 簡易的な表示ですが、ヘルプドキュメントとしてはまあ使えなくはないです。
日本語の HTML ファイルを作るための作業については、付属のドキュメント (README.ja) をご覧ください。
gnuplot.doc の日本語訳から latex2html で作った HTML ファイルですが、 最近のもの (05/25 2022 以降のもの) は 開発者の名前のところが文字化けしているようです。 09/28 のものも化けています。
そこは、一旦 UTF-8 の文字を LaTeX のアクセント形式に変換して 処理 (パッチ処理) していたのですが、 パッチが当たらなくなるときもあったようなので、 sed 処理に変えました。多分次回からは大丈夫だと思います。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc (2022-09-27 の版) の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc (2022-07-29 の版) の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
07/18 頃に gnuplot-5.4.4 がリリースされました。 マニュアル gnuplot.doc の日本語訳 (EUC ファイル) や wgnuplot の日本語化キット等をここに置きます。 5.4.4 等で追加された機能や改良等に関しては 私の個人的な gnuplot のページ を参照してください。
なお、.texi, .html (.texi から作ったもの), .info の、 .texi から作られるマニュアル形式は、 もう本家では正式なサポートがされていないため、 その変換ツールはまだついてはいるのですが、 先頭ページの表記が古いままになっています。 今後少なくとも開発版のマニュアルの方は そこも修正したいと考えています。
以前ここに書いていた、単なる更新アナウンスや、あまり中身のない情報は、 1 年以上前のものは削除しました。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc (2022-05-24 の版) の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
ついでに整理のため、 1 年以上前の開発版のマニュアルへのリンクを削除しました。
また、今年 (2022) の 4 月に、 本家 Bug tracker での松岡さんの指摘で気がつきましたが、 term-ja.diff (terminal マニュアルの日本語訳) の kyo.trm の訳が途中から切れてしまっていて、 そのためその term-ja.diff では 日本語マニュアルが構成できない場合があることがわかりました。 現在は、修正版が本家にも採用されているようです。 2020-10-29 あたりからそうなっていたようで、大変失礼しました。 なお、これが起きていたのは開発版の方のみで、 リリース版の 5.4.X の方の term-ja.diff の方は問題ないようです。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc (2022-03-23 の版) の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc (2022-02-25 の版) の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc (2021-12-25 の版) の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
01/03 頃に gnuplot-5.4.3 がリリースされました。 マニュアル gnuplot.doc の日本語訳 (EUC ファイル) や wgnuplot の日本語化キット等をここに置きます。 5.4.3 等で追加された機能や改良等に関しては 私の個人的な gnuplot のページ を参照してください。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc (2021-12-23 の版) の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc (2021-11-26 の版) の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
今回は、マニュアルの更新がかなりありましたので、 日本語訳の修正に結構時間がかかりました。 表現の修正等もかなりありましたが、新設オプションなどもあります。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
ついでに整理のため、 1 年以上前の開発版のマニュアルへのリンクを削除しました。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
なお、gnuplot-ja.1 (Unix 用オンラインマニュアル) と、 faq-ja.tex は現在のものは少し更新されていませいたので、 それに合わせて更新しました。 また、wgnuplot-ja.mnu も、現在は Shift_JIS でなく、 UTF-8 になっていますので、それも UTF-8 に変換しておきました。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
なお、開発版のマニュアルの方の公開は、 気がついたら前回の公開から 4 ヶ月ほど経ってしまいました。 その間も更新してないわけではなかったのですが、 demo の更新がなかったことから、公開を怠っていました。失礼しました。
また、マニュアル付属物の公開も惰性でやっていましたが、 latex2html で変換した HTML 版のマニュアルは、 pageref 部分は ref に改善していたはずがそうなっておらず、 また表部分は PDF 形式のものとはだいぶ見栄えも悪くなっていましたので、 今回、以下の部分等の改善を計りました。
上記のことを行うために、doc2tex の生成する LaTeX ファイルを さらに前処理して、それを latex2html にかける、ということを行っています。
なお、現在の開発版のバージョン 5.5 になり、 新しいリリース版のバージョンは 5.4 (春頃に出る予定) になっています。
また、latex2html による変換物は、少し新しめの latex2html-2018.3 で変換したものですので、従来とはフォントや横幅など、 だいぶ見た目が変わっています。
また開発版のマニュアル gnuplot.doc の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。
なお、2 点ほど注意しておきます。
今回、gnuplot-5.2.7 の公開に合わせて、 日本語マニュアルも更新したものを送り、 それが gnuplot-5.2.7 の配布物に含まれているのですが、 手順を間違えて、マニュアルファイルのセクション部分が 日本語にならない形式のものを送ってしまいました。
よって、自前で付属する gnuplot-ja.doc を使って PDF 等を作ろうとすると、セクションが英語のままのものができてしまいます。 必要ならば、上で公開しているものを利用してください。 (実際にそういうことをやる人は少ないと思いますので、 実害はあまりないだろうと思います)。
上で公開している HTML 形式、PDF 形式のマニュアルは、 いずれも LaTeX 形式のものから作成しているのですが、 先頭ページに「Version 5.2.6」と出てしまっています。
これは、LaTeX 形式のマニュアルファイル (正確には付属する titlepag.tex) のバージョン番号が更新されていないことによるものです。 中味は 5.2.7 用のものです。
wgnuplot-5.2.6 を Windows にインストールして使ってみたのですが、 付属する日本語化されたヘルプは terminal 部分が日本語化されていないようでした。
「MS-Windows 用の gnuplot の日本語化キット」 に置いてある 5.2.6 用の日本語ヘルプファイルは terminal 部分も含めて日本語化されていると思いますので、 必要ならばそちらをお使いください。
なお、今回からドキュメントの作成環境を Solaris から FreeBSD に変え、作成スクリプトも少し改変しましたので、 いくつかのファイルサイズ、ファイル名、 拡張子などが前回までのものとだいぶ変わっています。
「gnuplot 開発版のマニュアル等」、 および 「gnuplot 3.7.X, 3.8X, 4.X 用の日本語 HTML, PDF, オンラインマニュアルファイル (GIH) 等」 で公開しているファイルのうち、最近の texinfo 関連のファイル (.texi, .info, .html) に terminal のヘルプが含まれていないことがわかりました。 具体的には、開発版は現在公開している一番古い 2017-06-29 版以降すべて、 リリース版は、gnuplot-5.2.0 以降のものすべてです。 リリース版の 5.0.7 以前のものは大丈夫のようです。
こちらでそれらのヘルプを作成するスクリプトで、 terminal のヘルプの書式が少し変わったことに 対応させてなかったことが原因です。 今回それを修正しましたので、 次回以降は大丈夫だと思います。 また、gnuplot-5.2.6 のそれらのマニュアル (.texi, .info, .html のみ) も今回作り直したものに更新しておきました。
ただ、これまでそういう報告がなかったところからすると、 実質これらを使っている人はほとんどいないのかもしれません。 必要がないようなら、今後はそれらを外すことも検討したいと思います。
なお、今回気がついたのですが、 HTML 版や PDF 版のマニュアルのタイトルページに 「(development snapshot February 2018)」と書かれています。 申し訳ありません、その部分の修正を見落していました。 前に公開したものも、そのあたりは正確ではありません。 マニュアル自体は古いものではなく、 今回公開しているものは間違いなく 2018 年 9 月のものです。 次回からこの部分もできるだけ修正したいと思います。
なお、以前は gnuplot.doc のブランチバージョンを 1.1100 のように記していましたが、 現在の git 管理のバージョンの gnuplot.doc には、 ヘッダにそのタグがありませんので記載していません。 代わりに、ダウンロードした git の snapshot の日付を記しておきます。
なお、従来は「開発版」(正式リリース版ではなく、 次期リリースのための試用コードなどが含まれるもの) のことを「CVS 版」と呼んでいましたが、 現在 SourceForge の開発版のソース管理が CVS から Git に変わりましたので、 今後は「開発版」と呼ぶことにします。
なお、CVS 版のバージョンが 5.1 から 5.3 に上がりましたので、 ファイル名もそれに伴い変更しています。
また、PDF ファイルのサイズが以前より大きくなっていますが、 これはこちらの TeX のシステムの入れ替えによるもので、 従来は日本語フォントを埋め込まない形式にしていたのを、 今後のものは日本語フォントも埋め込んだものになります。 必要なら、従来通り日本語フォントを埋め込まないようにしたものも 公開しますが、多分必要はないと思います。 ただし、全部のページに目を通したわけではありませんので、 そのための不具合等が起きている可能性はあると思います。 もし気がついたことがありましたら、ご連絡ください。
いつのころからかわかりませんが、CVS 版のマニュアルを makeinfo で html 化したものが正しく日本語が表示されないことに気がつきました。
さきほど 04/28 公開の CVS 版マニュアルの html 化したものは とりあえず通常の箇所は文字化けしないようにしてみましたが、 別の不具合はあるかもしれませんし、 ほかの CVS 版、リリース版も同様の状況になっている可能性はあります。
なお、この対応のため、.texi (texinfo ファイル), .info (info ファイル), .html ファイル (makeinfo で作ったもの) は、従来の EUC-JP ではなく UTF-8 になっています。
gnuplot-4.6.1 がリリースされました。 それに対応するマニュアルの日本語訳や、 wgnuplot の日本語化キット等をここに置きます (インストーラで日本語環境もインストールすれば 日本語化キットはもはや必要ではありません)。 4.6.1 で追加された機能や改良等に関しては 私の個人的な gnuplot のページ を参照してください。
なお、wgnuplot 用の日本語化キットについては、 ファイルが少し変わっています。従来は、
としていましたが、実はこれには MS-Windows に関係ない出力形式 (terminal) のヘルプも大量に含まれていました。 それを今回改めて、以下のような 4 ファイルにしました。
多分 all の方は MS-Windows ユーザは必要ないでしょうが、 従来がその形式でしたのでしばらくはこの 4 ファイルを 一緒に入れる形で作成しておきます。 なお、wgnuplot-ja.* は以下のドライバのマニュアルを除いてあります:
aed.trm.trm, ai.trm, aquaterm.trm, be.trm, cgi.trm, debug.trm, djsvga.trm, dxy.trm, emxvga.trm, excl.trm, gpic.trm, grass.trm, kyo.trm, linux.trm, next.trm, openstep.trm, pc.trm, pm.trm, regis.trm, sun.trm, t410x.trm, tek.trm, unixpc.trm, v384.trm, vgagl.trm, vms.trm, x11.trm, xlib.trm
4.6.rc1 のマニュアルですが、 latex2html の変換方法をやり直したものに更新しておきました。
CVS 版のマニュアルを latex2html にかける場合、 付属の titlepag.tex を latex2html 用に 多少修正したものを使用しているのですが、 元のままの titlepag.tex を使用して変換していました。 そのため charset の指定と HTML ファイルのコードが合ってなかったり、 していることに気がつきましたので、 差し替えておきました。
なお、その派生物のうち、 PDF ファイルと PS ファイル、 latex2html による HTML ページについては、 それぞれの描画スタイルの節に 今まで入れていなかった図のサンプルを入れました。 そのため PDF ファイルと PS ファイルのサイズが多少大きくなっています。 綺麗に入っているとは言いがたいところもありますが、 必要なら少しずつ改良したいと思います。
CVS 版マニュアルの公開の際に MS-Windows 用の HTML ヘルプ (wgnuplot-ja.chm) も合わせて公開していますが、 そのマニュアルの画像が多少抜けたりしていることに気がつきました。 それで抜けを追加した新しいものを追加で公開しました。
なお、今までは png terminal の画像を使用していたのですが (多分)、 今回 pngcairo terminal の画像に変えてみたら ヘルプファイルのサイズがかなり大きくなってしまいました。 よって、次回は png terminal に戻すことも考えています。
下にも書きましたが、HTML Help 形式のマニュアル (wgnuplot-ja.chm) も作ってみました。それを追加したものを新たに wgp-ja-20110225.zip として作成してみましたので、ご利用ください。
gnuplot の MS-Windows 用ヘルプにも、 新しいマニュアル形式 (HTML Help) が導入されつつあります。 日本語訳もこの形式での公開が可能か検討してみたいと思います。
また CVS 版のマニュアル gnuplot.doc の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。 CVS 版の追加された機能や改良等に関しては 私の個人的な gnuplot のページ を参照してください。
最近はだいたい月 1 回の更新としていたのですが、 今回はバグを一つ見つけましたので、少し早めに更新しました。 doc2tex の仕様で、gnuplot.doc の行頭に 2 つのスペースがあると、 そこが LaTeX ファイルでは verbatim 環境になるのですが、 それに今まで気づいておらず、それにちゃんと対応していないセクション (例えば random) で LaTeX, DVI, PS, PDF, HTML (latex2html で作ったもの) の表示がくずれる問題がありました。 現在は修正してあります。
CVS 版のマニュアル gnuplot.doc の日本語訳 (EUC ファイル) から派生される PDF ファイル等を 「gnuplot 開発版 (CVS 版) のマニュアル等」 に置いていますが、 今まで大半の派生ファイルは gzip で圧縮したファイル (.gz) を置いていました。
それを、PDF ファイル、makeinfo から作った HTML ファイルに限っては、 MS-Windows の環境でも利用することが多いだろうと考えて、 zip で圧縮したものも置くことにしました (実は、出先でふと MS-Windows マシンでそのページを見てみて、 そういう不便さに気がつきました)。
これまで、マニュアルのセクションタイトルは原文のままでしたが、 コマンド名やスタイル名などを除いて日本語にできそうなものの日本語訳を 現在作成中/テスト中です。 すべての変換形式でそのセクションの日本語化が反映されるわけではありませんが (特に Unix 等のオンラインヘルプでは反映されない)、 それなりに参照しやすくなるのではないかと思います。
また、今回気がついたのですが、 doc2tex (LaTeX への変換ソフト) の仕様のせいで、 日本語マニュアルをこれで LaTeX ファイルに変換した場合、 そこから派生する形式のマニュアル (dvi,ps,pdf, および latex2html で変換した HTML) には、 うまく各項目へのリンクがついていないことに気がつきました。 これについても、 その LaTeX ファイルを後処理してそれらを復活させる仕組みを考えました (現在テスト中ですが、まあまあいいようです) ので、 次回公開する CVS 版のマニュアル (来週末位の予定) では、それを利用したものを公開する予定です。 なお、それに対応させるために一部の訳を修正してもいます。
なお、この版から、terminal ドライバのマニュアルの日本語訳 (term-ja.diff なるパッチ) に、以下のものを追加しました。
これらは MS-Windows 用の日本語ヘルプファイルを作成するために必要です。 いずれも WWW ページ上では紹介してあったものですが、 今まではそこからダウンロードするように付属ドキュメントに書いていたのですが、 この版からそこからダウンロードしなくてもいいように付属させることにしました。 詳しくは、付属ドキュメント (README.ja-20080218) をご覧ください。
gnuplot のマニュアルの日本語訳に、 長い間修正されていなかったバグ (我々の日本語訳のバグ) がありました。
print <式>は、正しくは、
print <式> {, <式>, ...}
ここで最初に公開した gnuplot-3.7 の訳からのミスです。 失礼しました。
gnuplot-4.2.X 用の訳は、さっそく修正したものを公開しますが、 CVS 版の日本語訳については、次期版から修正する予定です。
なお、この版から、terminal ドライバのマニュアルの日本語訳 (term-ja.diff なるパッチ) の構造を、また多少改良しました。 従来 (2005 11/06 以降) は、
START_HELP(terminal 名)
#if 0
(元々の英語のマニュアル部分)
#else
(その日本語訳)
#endif
END_HELP(terminal 名)
の形にしていましたが、この "#if 0" を "#ifndef JAPANESE_DOC" の形に変え、
START_HELP(terminal 名)
#ifndef JAPANESE_DOC
(元々の英語のマニュアル部分)
#else /* JAPANESE_DOC */
(その日本語訳)
#endif /* JAPANESE_DOC */
END_HELP(terminal 名)
のようにしました。
これにより、今まではこのパッチを適用した後に そのまま "make doc2gih" のようにして doc2gih 等を作り直せば それで日本語ヘルプが出力されるようになっていたのですが、 今後は terminal ドライバの日本語ヘルプが出力されるようにするには、
make 'CFLAGS=-g -O -DJAPANESE_DOC' doc2gih
のようにする (または Makefile を直接修正する) 必要があります。
一見面倒になったようですが、 これは逆に -DJAPANESE_DOC をつけなければ、 簡単にオリジナルの英語のヘルプが生成できることも示しています。 元々の日本語訳もこれに近い形式だったように記憶していますが (確認していません)、 今回これを採用した最も大きな理由は、 このようにすることで パッチを適用した terminal ドライバからヘルプの原文と日本語訳を (awk 等で) 自動的に取り出すことが容易にできるようになり、 それにより日本語訳の抜けのチェックを行えるようにしたかったためです。 実際、今回そのようなチェックにより、そういった修正も行っています。
gnuplot-4.2.2 用のマニュアルの日本語訳の、派生物 (「日本語 HTML, PDF, MS-Windows 用ヘルプ等」 に、gnuplot-4.2.2 用の .gih ファイルを Shift_JIS (改行も CR+LF) に変換したファイル (gnuplot-ja.gih.zip) を 追加します。
それは、DJGPP の gnuplot 用に使えるそうですので、 今後も適宜そのようなファイルを追加しておきます。 (cf. Gnuplot Q&A 掲示版 の 1703 番の松岡@名古屋大 さんの記事参照)。
なお、現在の CVS 版 gnuplot (4.3) のドキュメントでは、 PDF ファイルには doc2tex に新設された -figures オプション (と、ドキュメントの更新とサポートスクリプト) によって plot style に関する説明の画像を入れることもできるようになっているのですが、 それを作成するには pdflatex が必要であり、 しかし pTeX では pdflatex は日本語化されていませんので、 ここでは従来通りの doc2tex の -figure を使わないものを生成しておきました。
なお、以前のリリース版 (4.0.0, 3.7.X) 用には、 専用の付属ドキュメントをつけていましたが、 現在は、本家のアーカイブファイルにつけてあるドキュメント (README.ja) をそのままつけています。 よって、ここで配布しているアーカイブファイルとは うまく対応しない内容になっている部分もありますが、 その辺はご了解ください。
wgnuplot の日本語化キットについても同様で、 以前は日本語化キット専用のドキュメントファイルを付属させていたのですが、 現在は本家にも日本語メニューとドキュメントが取り込まれていますので、 そこに含まれている日本語ドキュメント (README.win-ja) を ここでも付属させました。 よって、ここで配布している日本語化キットとは うまく対応しない内容になっている部分もありますが、 その辺はご了解ください。
なお、MS-Windows 版コンパイル済みバイナリファイルは まだ本家のサイトにはまだ公開されていないようです。 もうしばらくお待ちください。
また、ここに置いている古いファイル (4.2rcX 用のものなど) についても、 そのうちに削除する予定です。
ここではドキュメントの日本語訳を HTML に変換したものも置いてますが、 今までは、doc/ 内の Makefile に合わせて、
の 2 種類を置いていました。この後者のものですが、 これは全体が 1 file になるように、
latex2html -image_type gif -split 0 -show_section_numbers -html_version 4.0,math -nonavigation
のオプションをつけて変換していました。これらのオプションの意味は、 以下のようになっています:
元々 docs/Makefile には、単に、
latex2html -dir htmldocs -local_icons gnuplot
とだけしか書いてないのですが、 個人的には 1 file の方が、 手元にダウンロードして調べたいところを探すには便利かな、 と思ってそう変換していたのですが、 一方で、1 file だと見にくい、という意見もあるようでした。
よって、今後は latex2html で生成したマルチファイル版のものも 置いてみることにしました (そのうちにどちらか一方はやめるかもしれません)。 今回は 4.2rc4 用のものを変換してみましたが、 これは "-split 0" と "-nonavigation" をやめて、以下のようなオプションで変換しています:
latex2html -image_type gif -show_section_numbers -html_version 4.0,math
なお、この gnuplot のドキュメントのような巨大な LaTeX ファイルを latex2html で変換しようとすると、かなりの時間がかかります (うちの環境で 2 時間位) ので、若干そのファイルの公開のみ、 他のものに比べて遅れるかもしれません。 また、doc2tex や latex2html は自動変換で、 生成結果にはどこかに不具合が見られるかもしれません (私はそのチェックまではしていません)。 何か気がついたことがあれば、ご連絡ください。
10/01 2006 付けで gnuplot の version 4.2 rc1 が公開されました。 これは、4.2 正式リリースの直前のテストバージョンのようなものですが、 4.2 の正式リリースも近いと思います。
それに合わせて、4.2 rc1 用の日本語ドキュメント等を 「gnuplot 開発版 (CVS 版) のマニュアル等」 に置きました。 なお、現在の 4.2 rc1 には、docs/ ディレクトリに
と、src/win/ ディレクトリに
が含まれているのですが、 上記のうち term-ja.diff は最新のものではりませんので、 デフォルトで含まれているものを利用する場合は注意が必要で、 できれば 「gnuplot 開発版 (CVS 版) のマニュアル等」 にあるものを持っていってください。
また今回は、その gnuplot-ja.doc から生成したファイルとして、 今までの PDF, HTML (makeinfo で作ったもの), PS, texinfo, info, DVI の形式のファイルに加え、LaTeX, .gih (gnuplot help ファイル), latex2html で作った HTML ファイルも置きました。 .gih は、本来は環境毎に使用可能な terminal のヘルプだけが含まれるのですが、 ここにあるものはすべての terminal のヘルプを含むように作ってあります。 もちろん、MS-Windows 用のヘルプファイルも wgp-ja-XXXXXXXX.zip に含まれています。
そして、これに合わせて、CVS 版用のマニュアルの日本語訳の 古いもの (半年以前) へのリンクを削除しました。
ところで、そこでも公開している、texinfo, info, HTML 形式のファイルですが、 これらは texinfo 形式のファイルを doc2info.el で作成したものを makeinfo を使って info, HTML に変換しているのですが、 terminal のマニュアル部分に英語のものが混じっていることに気がつきました。 パッチ形式を変更して以降 (2005 11/06 以降) は 今までのものもそうなっていたと思います。失礼しました。
今回からそれを取り除くようにしたのですが、 元々 texinfo 形式のファイルは、例えば Postscript terminal のマニュアルも 持っていませんし、terminal のマニュアルを すべて含むわけではありませんので (現在は原理的に難しそう)、 HTML は LaTeX 形式のファイルから latex2html で変換する方が いいのかもしれません。
なお、MS-Windows のヘルプファイルに関しては、 ある時期からソースの Makefile に合わせて 圧縮するオプションを使っていたのですが (あまり意味がよくわからずに英語版と同じオプションを使っていたのですが)、 よく見るとスペースが詰まったりしていたので、 試行錯誤で少し圧縮のオプションを変更して、 スペースが詰まらないようにしてみました。
下の 「情報やメモ (2006 03/25)」、 「情報やメモ (2006 03/30)」 にも書きましたが、この度めでたくマニュアルの日本語訳等が 本家の開発版の CVS ツリーにマージされました。 マージされたのは、以下のファイルです。
faq-ja.tex 以外は、 「gnuplot 開発版 (CVS 版) のマニュアル等」 で公開している配布物そのもの、faq-ja.tex は、私の 「gnuplot のページ」 の 「gnuplot-FAQ の日本語訳」 の節で公開しているものです。
なお、MS-Windows 用のヘルプファイルは、 ここにはマージされない予定ですので、 私の手元で作成したものをこのページで公開していきたいと思っています。 また、これらの更新や公開も、今後も引き続きこのページで行っていく予定です。
CVS 版の公開形式を少し変えました。 今後は、以下のように公開していく予定です。
説明書は、今後本家の開発版ツリーへのマージを考えて 今回書き直したものです。
なお、実際にマージされる形態に合わせて、 今後も多少変更になるかもしれませんし、 マージされてもしばらくはこのような公開は続ける予定です。
また、PDF 等の派生物は、毎回作るとは限りませんし、 古いものは消していくつもりです。
ところで、今回、この日本語訳に関するライセンスのことで 本家の開発チームに問い合わせをしたところ (ドキュメントの翻訳物に関するライセンスの規定は明確にはないよう)、 この日本語訳を本家の開発版 CVS ツリーに含めるように勧められました。 現在その作業を進めていますが、 近い将来、gnuplot 本体にマニュアルの日本語訳が 含まれる可能性もあります。
今まで、terminal ドライバのマニュアルの日本語訳は、 英語の部分をそっくり日本語訳に置きかえたもの (元の英語のマニュアル部分を取りのぞいたもの) を作るための差分の形で 作成していましたが、 今後は、元々の英語マニュアルの下に日本語の訳をつける形のものを 作るための差分にすることにします。すなわち、
START_HELP(terminal 名)
#if 0
(元々の英語のマニュアル部分)
#else
(その日本語訳)
#endif
END_HELP(terminal 名)
の形にするようにします。ただ、良く対訳で取られるような、 段落毎に英語部分をコメントアウトしながら日本語訳をつける、 という形式にはしませんので、 原文との比較は必ずしもし易くはなっていません (特にマニュアルが長いドライバの場合)。
この形式にすることで差分自体は、 今までより無駄に含まれる部分もありますが、 原文部分が含まれなくなるので全般的に短くなりますし、 見易くなると思います。 このようにするのは主に、保守の簡易化の目的のためです。
更新したばかりの CVS 版のマニュアル gnuplot.doc の日本語訳 (EUC ファイル) gp410-20050923.doc ですが、 1 文字ゴミが残っていて、 このまま doc2gih にかけると変換してくれないことに気がつきましたので 早速修正したものに変えました (gp410-20050923-2.doc)。
かな漢字変換ソフトを Canna から SKK に変えたせいで、 よく 'l' なんかを変なところに残してしまったりします。 他にもおかしなところがありましたらご指摘ください。
今回は、久しぶり (約 8 ヶ月振り) に gnuplot-4.0.0 用のマニュアルの日本語訳を更新しました。 いくつか誤植が見つかり、 現在の CVS 版などと見比べていたらかなり直すべきところを見つけたので まとめて修正しました。 変更箇所は以下の通りです。
PDF や HTML 等のおまけのファイルや、MS-Windows 用 hlp ファイル、 MS-Windows 用日本語化キットの更新については少々お待ちください。 遅くとも今週末くらいには公開したいと思います。
先程気がつきましたが、01/06 2005 以来、
の内容が違っていました (前者が更新されていませんでした)。 申し訳ありませんでした。 現在は同一の内容になっているはずです。
gnuplot-4.0.0 用のマニュアルの日本語訳を更新しました。 誤りの修正が主ですが、高橋@山形大学さんから頂いた、 set size の訳の修正も追加されています。 変更箇所は以下の通りです。
なお、今回の修正は gnuplot 4.0.0 用のみです。 以上の修正が必要な過去のマニュアルもありますが、そちらは修正しません。
また、この修正に合わせて、wgnuplot の日本語化キットの日本語マニュアルも 修正したものにして付属ドキュメントも少し修正しました。 修正箇所は以下の通りです。
今回の修正は、高橋良雄@山形大学理学部さんから頂いた修正、 あるいは Gnuplot Q&A 掲示版 からの情報、 特に松岡さんからの情報等を参考に行いました。 皆さん、どうもありがとうございました。
また CVS 版のマニュアル gnuplot.doc の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。今回は 1.248, 1.250, 1.251 の 3 つを同時に更新します。 今回の更新は、
等です。
なお、今までのマニュアルの日本語訳の誤訳も 2 箇所見つけたのですが、 それも修正してあります。 これは古いマニュアルの日本語訳にも含まれているのですが、 どこまでさかのぼって修正するか少し考えているところです。
また CVS 版のマニュアル gnuplot.doc の日本語訳 (EUC ファイル) を更新しておきます。 実は terminal のヘルプの日本語訳も更新しているのですが、 これはちょっと更新されるとパッチが当たりにくくなるので、 正式リリース版みたいに固定されないと公開はしづらいかなと思っています。 気が向いたら (時間があったら) ある時期の 4.1.0 の他の形式のファイルも作ってみようと思います。
MS-Windows 用 gnuplot の日本語化キットの 付属ドキュメント に書いた Shift_JIS の文字化けの問題について、 Gnuplot Q&A 掲示板 で 山崎さんから情報を頂きましたので報告しておきます。
付属ドキュメントでは以下のように書いています。
3. 注意 ------- ... (中略) [3] Shift_JIS 特有の問題 wgnuplot 自体が日本語コード (Shift_JIS) に完全に対応しているわけ ではないので、Shift_JIS 環境では Shift_JIS 特有の問題が発生するこ とが確認されています。例えば、 set title 'これは十勝です' は、いいのですが、 set title "これは十勝です" は、グラフウィンドウでは文字化けします。これは、「十」の 2 byte 目が 5Ch (= '\') であり、gnuplot が "" で囲まれた文字列の '\' を 特別に扱うことから来る現象です。日本語文字列をグラフ表示に使う場 合は、文字列を囲む引用符は "" ではなく '' を使うようにしてくださ い。
これは、Windows ターミナル等では問題ないのですが、 Postscript terminal の enhanced では問題が起こります。
現在の gnuplot 4.0.0 では、フォントを指定すれば (特に日本語化されていない) デフォルトの状態で日本語も表示できます。 例えば
set term postscript
set output 'file.ps'
set label 2 '分解能は' font "GothicBBB-Medium-83pv-RKSJ-H"
at 5.05, 0.5
set title 'これは十勝です' font "GothicBBB-Medium-83pv-RKSJ-H"
plot sin(x)
のようなもので正しく日本語が表示されます。 この「能」と「十」の漢字の Shift_JIS コードでの 2 byte 目文字は '\' なので、 これらの文字列は "" で囲んでは文字化けしますが '' で囲めば文字化けしません。 ここまではドキュメントにある通りです。 実際に作成される Postscript ファイル内ではそれぞれ、
分解能\は, これは十\勝です
のように '\' が追加されて保存されます。
問題が発生するのは、enhanced postscript の時で、上のスクリプトを "set term postscript enhanced" として実行すると、 '' で囲んだ状態でも 2 byte 目の '\' が、 追加どころか一つもない形で Postscript ファイル内に保存されてしまいます。 もちろん "" で囲んでもダメです。 これは、enhanced postscript では '' 内でも '\' を特別な意味として解釈する (\xyz という 8 進数用) ためのルーチンがあって、 その部分が noenhanced の場合と動作が食い違っているために起こります。
回避策としては、
などの手があります。 ただし、後者はこのパッチをあてることにより 他の問題が出るかも知れませんし、 コンパイルできない環境ではもちろん行えません。 となると現実的な回避策は前者だと思います。
なお、Shift_JIS 2 byte 目の文字が '\' である文字は、通常の文字範囲内では以下の文字のようです (機種依存文字、半角カナ文字、半角罫線を除く)。
―,ソ,Ы,噂,浬,欺,圭,構,蚕,十, 申,曾,箪,貼,能,表,暴,予,禄,兔, 喀,媾,彌,拿,杤,歃,濬,畚,秉,綵, 臀,藹,觸,軆,鐔,饅,鷭
(Thanks 山崎さん)
現在、gnuplot の開発版 (CVS 版) は gnuplot-4.1.0 (version 4.1, patchlevel 0) となっていますが、 それに伴いいくつかの機能が追加され (cf. 私の個人的な gnuplot のページ 参照)、 gnuplot のマニュアルも更新されました。
まだ安定版としての正式公開はされていませんが、 これらの機能を利用するために CVS 版をダウンロードして 使用されているサイトもあるかも知れませんので、 そのために現在のマニュアルの日本語訳を公開することにしました。 ただし、まだ開発版のため、gnuplot の doc 形式の物 (EUC ファイル) のみの公開で、利用のための付属ドキュメント等もありません。 利用に当たっては、 4.0.0 用の付属ドキュメント を参考にしてください。
MS-Windows 用 gnuplot の日本語化キットの 付属ドキュメント に書いたマウス機能の設定に付いて、 Gnuplot Q&A 掲示板 で 松岡さんから情報を頂きましたので報告しておきます。
付属ドキュメントでは、以下のように書いています。
2.2. インストール ----------------- ... (中略) [4] Window terminal のフォント設定 ... (中略) に以下のように入力してグラフを一つ書かせます。 gnuplot> unset mouse gnuplot> plot sin(x) sin(x) のグラフが書かれているメニュー上で、再び [3] と同じように マウス右クリックの「Choose Font」でフォントを設定して、「Update wgnuplot.ini」を行なってください。 なお、"unset mouse" をしないと、gnuplot-4.0 のデフォルトのマウス 機能が邪魔をして、マウスの右クリックではプルダウンメニューが表示 されませんので注意してください。
このように、unset mouse してからプルダウンメニューを表示させる、 という方法ですが、これに対して、
という方法を教えて頂きました (Thanks 松岡さん)。
gnuplot-3.7.X では、HTML ファイルは doc2html で 直接変換するようになっていましたが、 gnuplot-3.8 より doc2texi.el + makeinfo で生成するようになりました (cf. 「情報やメモ (2003 10/21)」)。 しかし、これで作られる HTML ファイルは doc2html で作られるものとは かなり違いがあり、
などの問題があります。 特に後者は複数の doc2texi.el のバグによるもので、 いくつかは修正が可能なのですが、 完全な解決にはかなり大幅な改良が必要なようです。
個人的には、そもそもその方向で gnuplot.doc から HTML を生成するのには 無理があるようにすら感じています。 よって、おまけとして公開している HTML 版の日本語マニュアルは、 今後は (gnuplot-3.7.X の) doc2html で作ったものに変えようと 考えています。
なお、3.7.2 用の doc2html.c は、65 行目付近にある "boolean" を "TBOOLEAN" とすれば gnuplot-4.0 でも使えるようです。
「情報やメモ (2004 05/14)」 に書いた、 gnuplot.doc/doc2texi.el のバグの件ですが、 現在の開発版では doc2texi.el へのパッチが採用されましたので、 次のリリース版では修正されていると思います。 ただ、まだいくつかマニュアル、およびその HTML 版などには 不具合が見られるようなので (そのうちのいくつかは既に開発版では fix されていますが)、 気がついたものは報告していきたいと思いますが、 何か気がついたところがありましたらご連絡ください ( mailto:shige@iee.niit.ac.jp)。
gnuplot-4.0.0 用のマニュアルの日本語訳を HTML ファイルに変換したものを 見ると分かりますが (例えばこの 2004 04/18 版の物)、 <a name=...> のようなものがいくつか変な形で残ってしまっています。
これは、
ことに由来するバグです。取り敢えずは doc2texi.el に 以下のパッチを当てれば多分解消すると思います。
ただ、上に書いたように、 その <a name=...> はどこにもそれを参照する物がないので、 gnuplot.doc からそれを削除する方がまともなのかな、 とも思います。
私の個人的な gnuplot の WWW ページ にも書いたのですが、 MS-Windows 版の gnuplot (4.0.0) を試してみたところ、 メニューやヘルプ、表示等に日本語を使うのは割りと容易に出来るようでした。 例えば windows terminal 上で日本語を表示させることも可能です。 そのやり方、及び日本語ヘルプ、日本語メニューをまとめたものを このページで公開することにしました。 「MS-Windows 用の gnuplot の日本語化キット」 に置きますのでご利用ください。詳しくは付属のドキュメントをご覧ください。
もちろん、各種 terminal を新たに日本語化することはこれではできませんが、 例えば PostScript terminal などでは、適切なフォントを指定すれば 日本語の使用も可能になっています。
なお、日本語メニューファイルは、山賀正人さんが gnuplot 3.7.2+1.2.0rc2 の MS-Windows 用バイナリとともに配布していた物で、 今回それを 4.0.0 用に修正したものです。 その公開に関して、山賀正人さんには快く了解を頂きました。 どうもありがとうございました。
遂に出た、新 gnuplot の正式公開版 gnuplot-4.0.0 用の マニュアルの日本語訳を公開します。 3.8k.3 からの変更箇所は、
辺りのようです。
ついでに、「検索」 サービスで gnuplot-4.0.0 のマニュアルの日本語訳も検索対象に入れました。
gnuplot-3.8k.3 用のマニュアルの日本語訳を公開します。 なお、マニュアルの gnuplot.doc 本体は 3.8k.2 から変更はありませんので、 それはそのまま 3.8k.2 用の物 (2004 03/12 更新の物) を流用していますが、 terminal のマニュアルに、機能の更新に伴う変更 (aqua,svg) があります。
gnuplot-3.8k.2 用のマニュアルの日本語訳を公開します。 今回更新するのは、3.8k.2 用のマニュアルのみで、 それ以前の版のマニュアルの更新はありません。 ドキュメントに関しては、 4.0 公開に際して小さいドキュメントのバグの修正、 変更された機能に関する修正、といった所のようです。
gnuplot-3.8k.1 用のマニュアルの日本語訳を公開します。 今回更新するのは、3.8k.1 用のマニュアルのみで、 それ以前の版のマニュアルの更新はありません。 What's new のセクションが Version 4.0 になっていて、 そこに現在の新しい機能について色々と書かれています。 まずはそこをご覧になるとよろしいでしょう。
「情報やメモ (2003 10/21)」 に書いた、 3.8j.0 のマニュアルの日本語訳を変換したものの不具合についてですが、
今までは 3.7.2 用のマニュアルの日本語訳から生成される PDF ファイルなどもおまけとして 「gnuplot マニュアルの日本語訳」 で公開していましたが、ついでに 3.8j.0 用のものも作ってみました。 ただし、少し注意が必要です。
MS-Windows 用のヘルプファイルも作成しましたが、 作成手順は 「情報やメモ (2003 10/14)」 に書いた物とほぼ同様で、docs/doc2rtf.c のパッチは
を使用しました。
3.7.3 の MS-Windows 用のヘルプファイル (全 terminal ドライバの マニュアルを含む) を作成しました。 「gnuplot マニュアルの日本語訳」 のところに置きますのでご利用ください。
なお、この版には gnuplot+ パッチがないため、3.7.2 用の gnuplot+ パッチ (gnuplot3.7.2+1.2.0rc2) から、docs/doc2rtf.c へのパッチ部分を取り出し それを修正したものを当て (doc2rtf-373.diff)、 その後、docs/gnuplot.doc を日本語訳で置き換え、term/* にも日本語訳の パッチを当て、
cd docs ; make clean ; make alldoc2gih
make 'CFLAGS=-g -O2 -DJAPANESE -DALL_TERM_DOC' rtf
として gnuplot.rtf を作成し、後は 「情報やメモ (2003 06/03)」 に書いたのと同じようにして変換して作りました。
また、3.8i.0, 3.8j.0 用のマニュアルの日本語訳も、 近日中に公開できる予定です。
「情報やメモ 2003 06/03」 で紹介した MS-Windows 用のヘルプファイルですが、 元となる RTF ファイルを Unix 環境で作ったため、 本来組み込まれているドライバとマニュアルの整合性が取れていませんでした。 よって、さらに 2 つ追加の物を作りました。ひとつは
make clean; make 'CFLAGS=-g -O2 -DJAPANESE -DALL_TERM_DOC' rtf
として全てのドライバのマニュアルを入れたもの (gp372-XXXX-all.hlp)、 もう一つは
make clean; make 'CFLAGS=-g -O2 -DJAPANESE -D_Windows' rtf
として MS-Windows 用のドライバのマニュアルを入れたもの (gp372-XXXX-win.hlp) です。 ただし、MS-Windows 用のドライバを入れた方でも 相変わらず作業は Unix 上で行ったので、 例えば x11 みたいな Unix 用のドライバのマニュアルも含まれています。
うちにひとつある MS-Windows XP 環境を利用して、 MS-Windows 用のヘルプファイルを作ってみました。 「gnuplot マニュアルの日本語訳」 のおまけの所にありますので使ってみてください。 ファイル名を wgnuplot.hlp に変えることで使えるようになると思います。 何か不具合等があれば shige@iee.niit.ac.jp へご連絡ください。
なお、作り方を紹介しますと (というより、備忘録代わりに書きますが)、 山賀さんの gnuplot+ のインストールドキュメントには、MS-Windows 上でソースから gnuplot を コンパイルして日本語ドキュメントを作る方法が書かれていますが、 うちの MS-Windows には開発環境がないので、以下の方法で作りました。
以下を実行
cd docs ; make clean ; make 'CFLAGS=-g -O2 -DJAPANESE' rtf
出来た RTF ファイルを Shift_JIS に変換し、 かつ全角文字をエンコードする
nkf -s gnuplot.rtf | unx2dos | ./testrtf1 > gp-2.rtf
ここで、unx2dos は適当な改行コード (\n ==> \r\n) の変換フィルタ、 testrtf1 は全角文字のエンコードフィルタ (testrtf1.c)
ヘルプコンパイラは、うちでは Microsoft のサイト ( ftp://ftp.microsoft.com/Softlib/MSLFILES/) からダウンロードした Microsoft Help Compiler (version 3.10.505; HC505.exe) を使いました。
このヘルプコンパイラは、doc2rtf にかけただけの RTF ファイル (を Shift_JIS にしたもの) は処理してくれず、 全角文字を \'82\'40 のようにエンコードする必要がありました。 testrtf1.c という小さいプログラムはそのための物です。 エンコードした後のファイル (上の例で言うと gp-2.rtf) も ついでに 「gnuplot マニュアルの日本語訳」 のおまけの所に置いておきました。
また、doc2rtf への差分 (doc2rtf.diff) は、 gnuplot+ パッチに含まれる日本語化を利用してますので gnuplot+ パッチが必要ですし、 コンパイラが gcc であることを仮定して書いていますので、 gcc でない場合は #ifdef の部分に適宜修正が必要です。
latex2html で LaTeX ファイルで変換した HTML 形式のマニュアルは 検索エンジンのおかげでかなりアクセスがあるようなのですが、 どうやら古い物へ飛んで来ているようなので、 今後は以下のようにその URL を固定することにしました。
今まで、「gnuplot マニュアルの日本語訳」 の所に、 gnuplot 付属の doc2rtf で RTF ファイルも作って置いていたのですが、 これはどうもまともな RTF ファイルにはなっていないようです。 MS-Windows の環境に持って行って開こうとしたのですが、 4 行くらいしか表示されませんでした。
上 (「gnuplot マニュアルの日本語訳」) に置いていた、 3.7.2 のマニュアルの日本語の DVI ファイルを PDF に変換した物は、 日本語に対応していない dvipdfm を使用して変換した物だったので、 改めて変換し直した物に差し替えました。 ついでに、PostScript ファイルも dvips -Z を使用して変換した物に 差し替えました。
日本語訳を一部修正しました。詳しくは 付属ドキュメント をご覧ください。
gnuplot の最新版 gnuplot-3.7.3 が出ました。詳しくは gnuplot 開発用 (SourceForge) の WWW ページ をご覧ください。 それに合わせて、3.7.3 用の日本語マニュアルも作りました。 3.7.2 用とあまり違いはなかったので割と簡単にできました。
terminal ドライバの訳も終りましたので、差分の形で公開します。 詳しくは 付属ドキュメント をご覧ください。 terminal ドライバに差分を当てて、 docs/ のツールを make し直して、そのツールで変換すれば terminal ドライバの日本語訳が含まれたマニュアルが作られます。
今まで通り、そうやって作られる各種ファイルも 置いていますが、 うちの研究室の環境で作った物ですので、 不要なドライバのマニュアルが含まれていたり、 必要なドライバのマニュアルが含まれていなかったりしますので、 自分の環境で作り直すのが最善でしょう。
また、ついでに
も作りました。 ちなみに、うちの研究室で作成したオンラインマニュアルには その両者も含まれています。
なお、lips_trm-1.3 の作者の大森紀人さんには現在連絡が取れないのですが、 付属のドキュメントから配布に関する部分を以下に引用します。
===== ここから ===== ********************************************* * LIPS III/IV 用 Gnuplot ターミナルドライバ * ********************************************* この LIPS III/IV 用 Gnuplot ターミナルドライバは Gnuplot Version 3.7 patchlevel 0 で動作確認を行なっています。 このドライバの配布条件は Gnuplot 本体のライセンスに準じます。 ..... (中略) ..... このドライバの一時配布先は <http://www.bukka.p.chiba-u.ac.jp/~ohmori/gnuplot/> とします。 -- 大森 紀人 千葉大学 薬学部 薬品物理化学研究室 ===== ここまで =====
gnuplot 付属のツールを使って .gih や .tex などのファイルを 作って置いてあるファイルですが、 2002 12/05 に報告したように terminal ドライバに余計な物まで含まれているのですが、 .gih ファイル (gnuplot オンラインヘルプファイル) のみ そうなってはいませんでした。
標準の docs/doc2gih で変換すると、無効になっている terminal driver の マニュアルファイルは取り込まれないのですが、docs/alldoc2gih で 変換するとすべてのドライバのマニュアルファイルが取り込まれます。 よって、それで作った、全てのドライバのマニュアルファイルを含む .gih で差し替えることにしました。 ただし、今までのものも念のため置いておきます。
今までは gnuplot 3.7.2 用のマニュアルの日本語訳を配布していましたが、 他のバージョン (3.7.X) の物も、その gnuplot 3.7.2 用の物への差分の形で 配布することにしました。 対象とするバージョンは 3.7, 3.7.0.1, 3.7.1 です。
通常は 3.7.2 用の物があればいいと思ったのですが、
といった意味で用意することにしました。
実際には、日本語訳は 3.7.1 用の物に対して行っていて、 そこから 3.7.2 との差分の分を追加して公開しているので 前のバージョンの物を作るのは実はそんなに大変ではありません。 terminal ドライバの訳も、3.7.1 用の物に関しては 後少しを残すだけなのですが、 3.7.1 から 3.7.2 へも割と変更があるようなので、 配布形式を整えることなども考えると、 まだ公開まではもう少しかかりそうです。
上の「gnuplot マニュアルの日本語訳」 で配布している、gnuplot 付属ツールを使って作ったファイル群ですが、 terminal driver の部分は若干おかしな部分があるようです。
これは、本来 gnuplot のコンパイル時に多くてもどちらか一方しか 取り込まれず、それによりマニュアルセクションも片方になるべき物です。 上の配布物にはそれが両方取り込まれてしまっています。
同名の termnal である next に対して、2 つのドライバ next.trm (for NEXT), openstep.trm (for MacOS X server ?) があるためで、ドライバのマニュアル部分は全く同一のようです。 これも、本来は gnuplot のコンパイル時にどちらかしか 取り込まれない物だと思います。
なお、terminal driver の訳も現在は割と順調に進んでいます。
以下のことに注意してください。
gnuplot 3.5 用の gnuplot.doc の日本語訳を参考にし、 3.5 と 3.7 のオリジナルで共通している部分に関しては
のようにバラバラに使っている
よって、本来公開には多少問題があるとも考えたのですが、 gnuplot 3.2 用の gnuplot.doc の日本語訳の作者の田丸博晴@東京大学 さん、 gnuplot 3.5 用の gnuplot.doc の日本語訳の作者の升谷保博@大阪大学 さんから 快く公開の許諾を頂き、今回このように公開させて頂きました。 詳しくは付属ドキュメント を参照してください。
また、terminal driver の訳も少しずつ行なっていく予定ですし、 terminal driver の訳については今後ここで行なうことも考えています。
ここに gnuplot マニュアルの日本語化に関する簡単な QandA をつけておきます。 gnuplot マニュアルの日本語化に関する質問がありましたら shige@iee.niit.ac.jp 宛へメールをください。 Q and A として適当なものがあればここに載せていく予定です。
また、この Q and A に誤り、修正が必要な箇所を見つけた場合は ご報告をお願いします。 ご意見、ご希望なども歓迎します。
なお、gnuplot の使用法等に関する質問とは分けて考えたいと思いますので、 一般的な gnuplot の使用法等に関する質問はご遠慮ください。
(11/10 2014 更新)
Q.1.
LaTeX 形式のマニュアルファイルがコンパイルできません
Q.2.
マニュアルの索引はありませんか
Q.3.
日本語の gnuplot Q and A 集のようなものはありませんか
Q.4.
MS-Windows 用のオンラインヘルプはありませんか
Q.5.
gnuplot 3.7 になって新しく追加/変更されたのはどういう機能ですか
Q.6.
マニュアルの日本語訳に間違い、訂正箇所を見つけたのですが
Q.7.
gnuplot に関して質問があるのですが
Q.8.
HTML 形式のマニュアルのリンクがうまくできてないようです
Q.9.
MS-Windows Vista 以降では .hlp 形式のヘルプが見れません
Q.10.
MS-Windows 用の日本語化キットは、gnuplot のメッセージなども
日本語化してくれるのですか
Q.11.
現在の gnuplot の配布物には日本語マニュアルもついているみたいですが、
ここに置かれているものとの関係はどうなっていますか
Q.12.
MS-Windows 用の日本語化キットをダウンロードしたのですが、
gnuplot が使えるようになりません
LaTeX でのコンパイルには、titlepage.tex と toc_entr.sty が必要ですが、
これらはオリジナルの配布物の docs/ ディレクトリに含まれています。
日本語マニュアルファイルの場合、platex でコンパイルするならば
titlepage.tex の documentstyle と documentclass のオプションの
article を jarticle に変えてコンパイルしてください。
(01/16 2003)
この日本語マニュアルには索引はありません。 gnuplot に関する日本語の書物を参照したらいかがでしょう。 例えば以下の物が出ています。
いくつかあります。
「gnuplot マニュアルの日本語訳」 の
おまけの所にも置いてありますが、
gnuplot-4.X 用の MS-Windows バイナリに関しては、
日本語メニューファイルも合わせて
「MS-Windows 用の gnuplot の日本語化キット」
として作成してみましたのでお試しください。
詳しくは付属のドキュメントを参照してください。
(05/20 2003; 06/03 2003; 04/30 2004)
などで分かると思います。
(05/20 2003)
是非我々 (shige@iee.niit.ac.jp) に連絡してください。対処して更新したいと思います。
なお、オリジナルの gnuplot.doc の誤りであれば、
本家の bug-gnuplot@dartmouth.edu や
Usenet のニュースグループ comp.graphics.apps.gnuplot
に報告するのもいいかもしれません。
(05/20 2003)
我々は、gnuplot の質問を受け付けるサポータではありませんので、 基本的はそのような質問の返答はしません。
そういった質問は、適切な掲示版、メーリングリスト、 あるいはニュースグループ等で行ってください。 現在そのような場として、以下のようなものがあります。
そのような公の場で質問することで、
QandA がインターネット上に蓄積し、
皆にとって有益となりますので、是非そのようにお願いいたします。
(06/03 2003; 12/25 2003; 02/26 2004; 04/30 2004; 05/07 2009)
ただし、ここで配布している gnuplot の日本語マニュアル、 あるいは MS-Windows の日本語化キットに関する質問は受けつけますので、 メールで (shige@iee.niit.ac.jp) ご連絡ください。
また、gnuplot に関する一般的な質問でも、
個人的におつきあいのある方、
あるいは大学がお世話になっている新潟県内企業の方からの質問は
上記の限りではありません。
メールでご連絡ください。
(05/07 2009)
その通りです。
「情報やメモ (2004 05/27)」
をごらんください。
(07/29 2004)
一つの解は、以下のマイクロソフトのサイトで配布されている、 MS-Windows Vista, MS-Windows 7 で .hlp 形式のヘルプを見るソフトを使用することです。
他にも以下のような方法もあるようです。
後者の HTML Help 形式については、例えば以下が参考になります。
(02/13 2009; 04/07 2010 修正)
追加情報ですが、MS-Windows Vista に gnuplot をインストールする情報を 書いてあるブログを見つけました。参考になれば。
(08/21 2009)
「MS-Windows 用の日本語化キット」には、以下のものが含まれています。
つまり、それらは日本語化されますが、 逆に言えばそれ以外は通常の英語版の gnuplot (wgnuplot) と同じです。 よって、gnuplot の出力するエラーメッセージなどは今のところ英語ですし、 上記以外で特別に日本語化される部分はありません。
ただし最近の gnuplot では、
既に本体が日本語に対応している部分も多く、
いくつかの出力形式では日本語のラベルやタイトルなども
フォントの指定などを行うことで出力できるようになっています。
(07/05 2009)
最近の gnuplot には確かに docs ディレクトリの中に 私が配布している gnuplot-ja.doc (gnuplot のマニュアルファイル gnuplot.doc の日本語訳) や、 term-ja.diff が入っていたりしますが、 それがその gnuplot に丁度対応した版のものかというと、 実はそうなっていません。
私は gnuplot の開発者ではなく単なる寄与者で、 gnuplot の配布物に含まれる gnuplot-ja.doc を 直接私が更新することはできません。 適宜 gnuplot-ja.doc の訳を更新したら開発者に送って、 それが開発者によって配布物の方に収められる、という経過をたどっています。 例えば新しい gnuplot が公開される場合も、 本来なら公開する直前の gnuplot.doc を見せてもらって その訳を作成し、それを開発者に送って、それが公開版に含まれる、 という形が望ましいのですが、現在はそうなってはおらず、 当然開発者の方で独自に公開が行われています。 よって、それに含まれる英語の gnuplot.doc の方は その版に適切なものであっても、 gnuplot-ja.doc の方はその日本語訳ではなく、 少しだけ古いものになっています。
新しい版の gnuplot が出ると、
それを取得してその日本語訳を作ってそれをここで公開していますので、
よってオリジナルの配布物に含まれるものよりも、
むしろここで公開しているものが適切な版のマニュアル、
ということになります。
(03/20 2013)
ここにある「日本語化キット」には、 gnuplot (wgnuplot) 本体は含まれてはおらず、 単にヘルプを日本語訳したものと、 メニューを日本語化するファイルが含まれているだけです。
gnuplot のホームページ
http://www.gnuplot.info
で、Windows 用のバイナリをダウンロードしてインストールしてください。
なお、最近のインストーラを使えば (そして日本語環境を選択すれば)、
日本語ヘルプと日本語メニューも自動的にインストールされますので、
ここにある「日本語化キット」はほぼ不要です。
(11/10 2014)
これまで gnuplot 3.5 用のマニュアルの日本語訳は ありがたく使わせて頂いていて色々お世話になっていました。 今回、この日本語訳の公開に当たり、 gnuplot 3.2 用マニュアルの日本語訳の作者の田丸博晴@東京大学 さん、 3.5 用マニュアルの日本語訳作者の升谷保博@大阪大学 さんには この公開に快く応じて頂き、また色々な助言を頂きました。 この場を借りてお礼申し上げます。どうもありがとうございました。
gnuplot plus パッチ ( http://www.yama-ga.com/gnuplot/) に含まれるマニュアルの訳、 および日本語メニューを gnuplot-4.X 用に修正したものに関して、 作者の山賀正人さんには公開に快く応じて頂きました。 どうもありがとうございました。
高橋良雄@山形大学理学部 (yosio@quanta.kj.yamagata-u.ac.jp) さんから cgm-font のセクションの bug の報告、QandA の Q1,Q2 に関する情報、 および set size に関する訳の改良を頂きました。 どうもありがとうございました。
尾田晃 (oden924@moon.e-com.ne.jp) さんから、set grid セクションの bug の報告を頂きました。どうもありがとうございました。
松岡さんから、MS-Windows 用 gnuplot のマウス機能に関する情報、 CVS 版のマニュアルの訳の改良 (set datafile fortran) を頂きました (Gnuplot Q&A 掲示版)。 どうもありがとうございました。
山崎さんから、MS-Windows 用 gnuplot の enhanced postscript での 文字化け (Shift_JIS 2 byte 目の '\' に関する問題) の 情報を頂きました (Gnuplot Q&A 掲示版)。 どうもありがとうございました。
wgnuplot に関するいくつかの情報は、松田@東京電機大 さん の運営しておられる 「Gnuplot Q&A 掲示版」 から常日頃色々頂いています。 運営しておられる松田@東京電機大 さん、また、その参加者のみなさん、 どうもありがとうございました。
この訳は 2000 年から 2003 年度までの 竹野研究室メンバーで訳を行ったもので、 私 (竹野) も訳と取りまとめ役を行って来ました。 その活動のおかげで色々な gnuplot に対する知識も得られ、 オリジナルの誤植を本家に報告することでそちらへの寄与も 行うことができました。 頭を悩ませながら訳を担当してくれた彼らにも感謝致します。
目次へQ and A「Q.7. gnuplot に関して質問があるのですが」 にも書きましたが、gnuplot に関する潜在的な質問はかなり多そうなので、 その第一段として、検索サービスを始めることにしました。
検索対象を選択できるようにしました。 (02/08 2006)
キーワードを何も指定せずに検索を開始すると、キーワードの指定に ついての簡単な説明が見れます。
なお、この全文検索システムは
Namazu
v2.0.20
によって構築されています。