この場合は、 は、
問題は、(15) の積分であるが、 これは、[2] p12 (17) の積分に分母をつけた形であるから、 その積分より易しくはないことが容易に想像される。 実際この積分も、一般には [2] (17) の積分と同じく 楕円積分になっていて、 初等的な関数でその積分を表すことはできない。 次節で、[2] の 7 節と同様の計算を行いながら それをざっと紹介する。