まず、底面が半径 1 の円で、高さ 1 の円柱を考え、 その底面を 平面に置き、中心を原点に合わせる。 なお、曲面の実体としてはその側面 だけあればよい (図 1)。
は と表される。
次に、この側面 を、原点を通り 平面と の角を なす平面 で切り、 その切り口の曲線を , の より下の部分を と する (図 2)。
は、(1) よりわかるように、 軸の負の方向から見れば の円の 上半分になる (図 3)。
さて、 によって切り取られた下の部分である を平らな 面に展開すると、 の切り口の部分は のグラフの形 になることを示す (図 4)。
元の円柱を真上から見たとき、切り口 上の点 P は、単位円周上にあるが、 その中心角を とすると、P の座標 (, , ) は、 より
竹野茂治@新潟工科大学