また、その長方形も本来の相関係数の方の 2 点 , とは並び方がだいぶ違っているので、 本稿の説明は元の質問者の方の期待に添えるものではないだろう。
ただ、この証明からシュワルツの不等式や相関係数自体が、 容易に視覚的にイメージできるものではないことは わかってもらえるのではないかと思う。 実際その方にも、こういう状況なので、 イメージとして認識することは難しく、 そういうものだと思って使うのがよいのでは、 ということで堪忍してもらった次第である。