簡単のため、 とすると、 は (6) を用いるということは、 の 4 通りが同様に確からしく起こるのに対して、 の 4 通りが同様に現れることになり、 これで 0 から 1 までの実数の乱数を作っていることになる (図 5)。
これに対して、 は、(7) であるから の 4 通り、 は、(8) であるから の 4 通り を作っていくことになり、 これは、 に比べて区間 全体に均等に分布しているとは言いづらい。
一方 は、(14) であるから の 4 通りで、 より区間 に綺麗に均等に分布していることがわかると思う。
竹野茂治@新潟工科大学