4 設定、記号等
ここから一般の
に対する考察を行うが、
そのためにいくつか仮定や記号等を導入する。
まず、対象とする数列
は、
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(7) |
であると仮定する。この の並べかえ
に
対して や を考えることになる。
その並べかえた列や、その部分列を、順番と端を記号的に示して、
のような記号で表すことにし、さらに、
のように部分列をその中に入れて書くことも行う。
一つの列の並び
を逆順にしたものを と書く:
を列 の要素の個数とする:
() に対して、
隣接積和 と 巡回的隣接積和 を、
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(8) |
と定義する。なお、 の場合は、いずれも 0 であるとする。
, は反転に関して明らかに不変であることに注意する:
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(9) |
目標は、(7) を満たす の
並びかえ
の中で、
, を最大、最小にするものを求めること、となる。
竹野茂治@新潟工科大学
2017年2月9日