剛体 の重心 には、 の質量に対する重力 ( , は重力加速度) がかかり、 つなぎ目 , の場所では、 , からの力がかかる。 が の場所で に及ぼす力 を とすると、その反作用により、 は の場所で に の 力を及ぼすことになる。
よって、 の運動方程式は、
次は を中心とする回転運動の方程式を考える。
は単位ベクトル に垂直で、 では 方向の力によって が増える回転をする (3)。
よって、 が で、 を中心に を の増える方向に 回そうとするモーメントは、
慣性モーメント は、長さ と線密度 により
(3) の運動方程式は、2 次元ベクトルなので、 成分で考えれば 本あり、(6) は 本あるので 合計 本、 未知関数は を成分で考えれば 個、 が 個なので、 (3) と (6) から を消去すれば、 に対する丁度 本の方程式が得られることになる。
竹野茂治@新潟工科大学