(1)
なお、後でより一般の硬貨系の考察も可能なように、 以下のように (1) を一般化しておく:
(2)
(3)
(4)
(5)
このようなベクトル全体の集合を とし、 そのうち仮定 3 を満たすベクトル全体を と 書くこととする:
(6)
ひとつの小銭の集まり (ベクトル) に対して、 各硬貨の枚数 (各成分) が の成分であることを 明示するときは
小銭の集まり に対して、 その小銭の表す合計金額を 、 その小銭の合計枚数を とする:
(7)
1000 円 (= とする) 未満の金額 に対して、 その金額を のベクトルとして一意に表現する 小銭の集まりを と書くことにする:
に大小関係 () を、次のように導入する:
これら以外にも必要な記号があれば、適宜導入していく。
竹野茂治@新潟工科大学