で定義された連続関数 で、次の性質を持つものを求めることを 目標とする:
「任意の正数 に対して、 『すべての に対して (4) を満たす』 ような正数 ( には依存するが にはよらない) を取ることができる」この『』の部分を「条件 I」と呼ぶことにする。
なお、当然 は常に (4) を満たすが、 ここではそれ以外の関数を考える。
この問題は、このままでも考察できるが、少し変形して考察しやすくする。 まず、
とすると、(4) は、「任意の正数 に対して、 条件 II を満たすような実数 ( には 依存するが にはよらない) を取ることができる」ような連続で恒等的には 0 ではない は何か、 を考えることにする。
竹野茂治@新潟工科大学