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4 ラグランジュ補間による部分分数分解
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未定係数法によらない部分分数分解
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2 未定係数法
(
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3
対数の微分の形
まず、未定係数法を用いなくても簡単に部分分数分解できる、 特別な形を紹介する。
命題
1
整式
が
の整式の積で、
のとき、商
は
(
3
)
と分解される。
証明
より、両辺微分すれば、
となる。
例えば、
は、
なので、命題
1
より
と部分分数分解されることになる。
実際、
より,
となる。 なお、この命題
1
では
は 互いに素である必要もない。
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竹野茂治@新潟工科大学
2024-12-06