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4.1 基本性質を利用

これは三角比の基本的な性質
\begin{displaymath}
\sin (\theta + 90^\circ) = \cos\theta,\hspace{1zw}
\cos (\theta + 90^\circ) = -\sin\theta
\end{displaymath} (7)

を用いる方法であるが、例えば (1) の $x$ の代わりに $x+90^\circ$ を代入すると

\begin{eqnarray*}
\mbox{左辺} & = & \sin(x+90^\circ+y) = \cos(x+y),\\
\mbox{..
...s y+\cos(x+90^\circ)\sin y\\
& = & \cos x\cos y - \sin x\sin y
\end{eqnarray*}

となり、cos の加法定理 (2) が得られることになる。 ただし、この場合は (7) を間違えずに覚えている必要があるが、 これも割りと間違いが多い式である。

この (7) の覚え方にも色々あり、 例えば単位円を利用する方法、 グラフを利用する方法、加法定理を利用する方法 (今の場合は堂々巡りになってしまうが)、または

\begin{displaymath}
\begin{array}{ll}
\sin (90^\circ - x) = \cos x,&
\cos (90...
...in x,\\
\sin(-x) = -\sin x, & \cos(-x) = \cos x
\end{array}\end{displaymath} (8)

を利用する方法などがある。 (8) を利用する方法とは、(8) の 最初の 2 本の式の $x$$-\theta$ を代入して

\begin{displaymath}
\sin (90^\circ+\theta) = \cos(-\theta) = \cos\theta,\hspace{1zw}
\cos (90^\circ+\theta) = \sin(-\theta) = -\sin\theta
\end{displaymath}

のように導くやり方である。


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Shigeharu TAKENO
2003年 3月 4日