7 バッチ/対話型操作 (Batch/Interactive)

gnuplot は多くのシステム上で、バッチ処理形式、あるいは対話型のどちら の形式でも実行でき、それらを組み合わせることも可能です。

コマンドライン引数は gnuplot コマンドを含むファイルのファイル名であ ると解釈されます (先に指定される標準的な X11 用コマンドの引数を除いて)。 各ファイルは、指定された順に load コマンドで読み込まれます。最後のフ ァイルを実行した後は gnuplot は終了します。ロードファイルを指定しな い場合は、gnuplot は対話モードに入ります。特別なファイル名 "-" は標 準入力を指定するのに使われます。

exitquit はどちらも現在のコマンドファイルを終了し、まだ全ての ファイルが終っていなければ、次のファイルを load するのに使われます。

例:

対話を開始する:

     gnuplot

2 つのコマンドファイル "input1", "input2" を使ってバッチ処理を行なう:

     gnuplot input1 input2

初期化ファイル "header" の後、対話型モードを起動し、その後別のコマンド ファイル "tailer" を実行する:

     gnuplot header - trailer

竹野茂治@新潟工科大学
2009年9月7日