という説明がかなり多かった。 しかし、これは直接はベクトルポテンシャルの説明にはなっていない。 ベクトルポテンシャルの説明をするのならばのとき、 「
はベクトルポテンシャルを持つという」
とすべきだろう。のとき、
を
のベクトルポテンシャルという
このような答案を見ると、単に「ベクトルポテンシャル」というキーワードで 本を探し、そこに見つかったものを単純に書き移したと見れる。 つまりあらかじめ勉強しておらず、その場で調べただけ。 ベクトルポテンシャルが何であるのかを全く理解していない、 あるいは論理的な文章を書く能力がない、と読み取れる。
また、後半の
を求める問題の方であるが、それは正しくは
という方法で求めるのであるが、これもなぜかがベクトルポテンシャルを持つならば
なので
を計算してその式
という方程式から導く
「という書き方をしている答案が多かった。 これも論理的におかしい。 確かに、ある場合にはかぎかっこの部分、 すなわち逆の命題も成り立つのであるが、 その理屈からならば
はベクトルポテンシャルを持つので」
を計算してその式
という方程式から導く
このような答案を見ると、 単に答案のパターンとしてしか文章を書いておらず、 論理的にものを考えることができるのか疑問を感じる。