2 t 分布
自由度 の 分布とは、確率変数 , が独立で、
,
であるときに、
(2)
が従う確率分布として定義される。
, が独立なので、2 次元確率分布 の密度関数 ([2]) は、
の密度関数 , の密度関数 により、
(3)
となる。よって、 の分布関数 は、
となる。よって、 の密度関数 は、
(4)
となる。ここで、この被積分関数は
となる。よって、
と置換すれば、
となるので、結局 は、(4), (5), (6) より、
となって、(1) が得られる。
竹野茂治@新潟工科大学
2022-08-02