小テストの時に取ったアンケートについて (2008 年 前期)


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はじめに

今年 (2008 年) 前期も、 小テストを利用して講義に関するアンケートを課してみました。 質問内容は以下の通りです。

この講義について、不満に感じるところ、質問、意見などを自由に述べよ
これについて書かれてあったことを、備忘録の意味もかねてまとめてみました。 ついでに、それに対する私からの返答のようなものも作成しました。

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各科目毎の集計


基礎数理 I (全学 1 年 C クラス)
金曜 1 限: 機械制御システム・建築
火曜 4 限: 情報電子・環境科学

今回はこのアンケートは点数とは無関係としましたので、 白紙もたくさんありました。 金曜 1 限 (機械・建築) は受験者 40 人中、

火曜 4 限 (情報・環境) は受験者 20 人中、 となっています。

白紙を含めて特に無し、あるいは肯定的な意見がいずれも多く、 必ずしも現状に不満を感じている人はそう多くはない、 という結果になりましたが、 それはこれまでのアンケート結果を採り入れて、 昔行なっていた講義形式とはかなり違った形の講義を 行なっているからだろうと思われます。

基礎数理 I では毎年最初の講義時間に、高校の授業と 大学の講義 の違いを話しているのですが、 不満を上げた人はいまだに高校の授業にとらわれているのか、 その違いとして紹介している部分、 例えば進度が速い、板書が速い、難しい 等を不満として書いている人が多かったです。

現在の講義は、実は以前の講義よりずっと講義中の問題を多くして、 進み方も遅くなっていて、かなり高校の授業寄りになっています。 つまり、以前の講義はもっと進度が速く、板書が多く、演習問題は少ない、 という形を取っていました。 基礎数理 I は他の専門科目の基礎科目で、ここまでは進まないと 他の科目に差し支える、ということも考えられるので、 これ以上進度を落す、板書のスピードを落す、というのは無理で 現在のカリキュラムではこの辺りが限界だろうと感じています。 また、実際には「速い」とはいっても、深いことをやっているわけではないので、 これくらいはついてこれないことはないと思います。

また、「難しい」というのは、 「講義中に」すべてを理解しようと思っているのだとしたら それは確かに難しいと思います。 大学の講義 はそういう形式ではありません。 講義後の時間も利用して理解する必要があります。 そのために宿題等も出しているわけですし、 今年は昨年よりも問題の解説を多くしているわけですから、 むしろ勉強しやすくなっているはずです。

それに「難しい」内容でなくて、 教えてもらわなくても自分で本を見ればわかるくらい簡単な内容なら 大学に来る必要、講義をしてもらう必要はないわけですよね。 高校までの優しい授業を良かったと考える気持は分からなくはないですが、 それを不満に思っているだけでは何も解消しません。 大学の講義形式での勉強方法もそのときに紹介しているわけですし、 早く 大学の講義 形式に慣れるべきだろうと思います。

最後に個別の意見を、回答へのリンクをつけてあげておきます。 (Ima: 基礎数理 I 機械・建築、Iic: 基礎数理 I 情報・環境、数字は人数)


(06/19 2008)

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基礎数理 III (火曜 1 限: 情報電子・物質生物システム 2 年)

今回はこのアンケートは点数とは無関係としましたので、 白紙もたくさんありました。 受験者 46 人中、

となっています。

特になし、というのが圧倒的多数ですが、

あたりが、その要因かと思います。

最後に個別の意見を、回答へのリンクをつけてあげておきます (カッコ内は人数)。


(06/30 2008)

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その他

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作成日: 06/28 2011
竹野茂治@新潟工科大学 (shige@iee.niit.ac.jp)