2 方向微分係数
に対して (実際は後で述べるように
でよい)、
の関数
を、
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(3) |
と定める。点
は、
点
から
方向 (動径ベクトル
の方向) に伸びる直線
上を、
から距離
だけ進んだ点 (図 1) であり、
よって (3) は、
の
上の値だけを見た 1 変数関数、ということになる。
図 1:
と
|
この
の微分係数を、
の
方向への
方向微分係数 と呼ぶ。
合成関数の微分 ([1] 定理 34.1) により、
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(4) |
となるから、
とすると
は
となり、
仮定 (1) より、
となる。
(4) をさらに微分すると、

となるので、偏微分の順序交換の定理 ([1] 定理 33.1)、
および仮定 (2) より、
となることがわかる。
竹野茂治@新潟工科大学
2014年11月14日