3 節で見たような周期解へのまとまりの悪さが起こる理 由, まとまりが悪い部分の詳しい様子, 今までにみた -周期解はいずれも似た形のグラフから成っていたが そうでないものはないのか, -周期解などは存在するか, 極限周期解と初期値との関係 などあらたな疑問もいくつか浮かんで来るが, 倍周期解が発生する条件, -周期解から -周期解への分岐の様子や 周期解の安定性といった基本的な問題も合わせて, これらの問題を解決するにはさらに数値実験を繰り返し, 理論的な解析を行っていく必要があると思われる. また数値実験においてもグラフを目で見て判断するだけではなく, 何らかの 定量的な判断指標を設ける必要があると思われる. これらが今後の課題である.