この予想に関連して [2] では、 上の連続関数 と、 から への連続関数 、 およびある自然数 に対して、すべての に対して
が成り立つ場合、 が にどのような制限を与えるかを調べ、 が単調で、 がある条件を満たす場合に または が 成り立つことを示し、それによりいくつかの場合に対して 予想 1.1 が成立することを示した。一方、 が単調ではない場合は、同様のことが成り立つかは不明で、 特にカオスを生成する関数として良く知られている
の場合についてもよくわからない、としていたが、 その後少しわかったこと、考えたことがあるので、それを本稿で報告する。竹野茂治@新潟工科大学