Tgif FAQ - 上付き、下付き文字


注意:

このページは、 Tgif ホームページ にある FAQ のページ を、竹野研究室 (主に竹野) が日本語に翻訳したものです。 オリジナルサイトの作者 (Bill Cheng 氏) の許可の元、ここに公開します。

FAQ 以外のページへのリンクは、 ほとんどがオリジナルページへのリンクになっていますので、 日本語訳はされていません (ただし、そのうち主なものは今後日本語訳することも考えています)。 また、ここに書かれているリンク先やソフトウェアなどの情報は、 書かれてからかなり年月が経っていますので、 リンク切れになっていたり、 現在の状況には合わない情報である可能性もあります。

この日本語訳のページに関する意見や質問は、 オリジナルサイトの作者ではなく、 竹野 にお願いいたします。

(05/31 2017)

このページのオリジナルサイト: http://bourbon.usc.edu/tgif/faq/supsub.html

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tgif-4.x で上付き/下付き文字の機能を使うには どうすればいいですか ?
これは例示で説明するのが最も良い方法だと思いますので、 以下に tgif スクリーンダンプページ にある単一の文字列を生成するステップを紹介します。

  1. ゴールは、以下のように見える単一のテキストオブジェクトを作ることです:

    最終的な式の画像

  2. フォントを Times に設定し、テキストサイズを 14 にし、 位置合わせは左に、色は黒にします。

  3. テキスト描画モードに入り、キャンバスをクリックして、 テキストの最初の行に以下を入力します:

    "The partial balance condition is satisfied if,"

  4. "partial balance" をハイライト化します。それには、 "p" の左側を <ボタン1> をクリックして、 "e" の右側を <Shift><ボタン1> クリックします。 (<ボタン1> は、右手用のマウスなら左のマウスボタンです。)

  5. カラーメニューで "青" を選択します。 キャンバスの別の場所をクリックすると、 ハイライト化されたテキストの色が青に変わります。

  6. テキストオブジェクト内の任意の場所で再びクリックし、 編集を再開します。キーボードの "End"キーを打ち テキストカーソルをあなたが入力した行の最後に移動します。 キーボードの改行キーか <Enter> キーを打ち、 同じテキストオブジェクト内に新しい行を開始します。

  7. 2 行目の文字列を入力します:

    "for any class c and any state x in A(n), where n >= 0,"

  8. "any" の上でダブルクリックして テキストスタイルメニューから Bold を選択します。 "c" を Italic にするために "c" 上でダブルクリックして、 テキストスタイルメニューから Italic を選択します。 後ろのテキストをイタリックにするために、 "x" の左で <ボタン1> クリックして キーボードの <Shift><End> を打ち、 テキストスタイルメニューから Italic を選択します。 そして "where" の上でダブルクリックし、 テキストスタイルメニューから Roman を選択します。

  9. 2 行目は 3 つ間違いがあります。 "in" は数式記号でなければいけませんし、 "A" には下付き文字が必要で、 ">=" は数式記号に置き換える必要があります。

  10. まず、"in" の正しい記号は、<ESC>N です。 (どうしたらいいかは Tgif のアクセント文字、数学記号の FAQ ページ を見てください。) "in" の上でダブルクリックして フォントメニューから Symbol を選択し、 <ESC> キーと大文字の "N" を打ちます。

  11. ">=" の正しい記号は、<ESC>3 です。 ">=" をハイライトさせて フォントメニューから Symbol を選択し、<ESC> キーと 3 を打ちます。

  12. "A" の右をクリックして、 編集メニューのテキストサブメニューから InsertRightSubscript() (右下付き文字挿入) を選択し、"c" を入力します。

    下付きの外に出る前に、<Cntrl> を押しながら キーボードの <下矢印> キーを 2, 3 回打ってみてください。 同じテキストブロック内でテキストカーソルが上付きと下付きの間を 移動するのがかると思います。

  13. <右矢印> キーを 2,3 回打ち、下付きから抜けます。 <End> キーを打ち、<Enter> キーを打って 3 行目に進みます。

  14. フォントを Symbol にし、テキストサイズを 24 にし、 テキストスタイルを Italic にします。

  15. 以下の 2 行目の文字列を入力します:

    "p(x)Sq(x,y) = Sp(y)q(y,x)"

    以下のようなものになるでしょう:

    部分的に作業が済んだ画像

  16. x と y はかなり単純に修正します。 それらをそれぞれ選択し、そのフォントを Times に、 テキストスタイルを BoldItalic にします。 q とカッコも単純に修正します。 それらをそれぞれ選択し、そのフォントを Times に変更します。

  17. 最初の和の記号でダブルクリックして、テキストサイズを 34 に、 色を "赤" に変え、 2 つ目の和の記号でダブルクリックして、テキストサイズを 34 に、 色を "青" に変えます。 今後の両方の和の記号操作はほとんど同じですので、 赤の方に何をするかだけ紹介します。

  18. 赤の和の記号をダブルクリックし、 編集メニューのテキストサブメニューから InsertCenterSubscript() (中央下付き文字挿入) を選択します。 "InsertCenterSubscript" メニュー項目は、 ハイライト化されているものが単一文字列の場合 (すなわち文字列が一つのフォント、一つのサイズ、一つのスタイルで、 一つの色である場合) だけ利用できます。

  19. フォントを Times に変更し、以下の 2 行目の文字列を入力します:

    "y in A(n+1)"

    これだとフォントサイズが大きすぎることがわかります。 <Home> キーを押し、 <Shift><End> キーを押して、 テキストサイズメニューから 14 を選択します。 ここでは、<Home> と <End> キーは、 下付き文字内での操作になることに注意してください。 <Cntrl><下矢印> を 2, 3 回押して テキストカーソルの移動を試してみてください。 この場合、テキストブロックは、上付き、下付き、 および和の記号から構成されています。

  20. "y" を BoldItalic に変更します。 "in" と下付き文字の追加は、 上のステップ 10, 12 に従ってください。

  21. 青の和の記号の方にもほぼ同様のことを行ないます。 残るただ一つの作業は、2 行目と 3 行目の間にある 大きいスペースを取り除くことです。

  22. 2 行目と 3 行目の間にそのような大きい隙間ができる理由は、 和の記号に、隠れた上付き文字があるためです。 そこで、3 行目を上に上げ、隠れた上付き文字を 2 行目に重ねてしまいます。

  23. 3 行目の先頭をクリックし、編集メニューのテキストサブメニューから InsertVerticalOffset() を選択します。 そして入力画面内で "-24" と入力します。 これは、3 行目を上に 24 ピクセル上に上げます。

  24. オブジェクトの外の適当なところでクリックすれば終わりです !
テキストカーソルを 私のキーボードのカーソルキーで動かすと、 上付き/下付き文字を含む文字列ブロックを通過して 右に進んでしまいます。 テキストカーソルを文字列の上付き/下付き部分の中に移動するには、 どうしたらいいですか ?
テキストカーソルの場所をそのブロックのすぐ左に置いて、 キーボードの <Cntrl><右矢印> キーを押せば、 テキストカーソルがテキストの上付き部分に入ると思います。

同様に、テキストカーソルの場所をそのブロックのすぐ右に置いて、 キーボードの <Cntrl><左矢印> キーを押せば、 テキストカーソルがテキストの上付き部分に入ると思います。

一度テキストオブジェクトの上付き/下付き部分に入れば、 <Cntrl><下矢印> キーを押すとテキストカーソルが 上付きと下付きの間を行き来します。