Tgif FAQ - ビットマップからベクター画像への変換


注意:

このページは、 Tgif ホームページ にある FAQ のページ を、竹野研究室 (主に竹野) が日本語に翻訳したものです。 オリジナルサイトの作者 (Bill Cheng 氏) の許可の元、ここに公開します。

FAQ 以外のページへのリンクは、 ほとんどがオリジナルページへのリンクになっていますので、 日本語訳はされていません (ただし、そのうち主なものは今後日本語訳することも考えています)。 また、ここに書かれているリンク先やソフトウェアなどの情報は、 書かれてからかなり年月が経っていますので、 リンク切れになっていたり、 現在の状況には合わない情報である可能性もあります。

この日本語訳のページに関する意見や質問は、 オリジナルサイトの作者ではなく、 竹野 にお願いいたします。

(05/31 2017)

このページのオリジナルサイト: http://bourbon.usc.edu/tgif/faq/bmptovec.html

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どうすれば ビットマップ画像をベクター画像へ変換できますか ?
ええと、それには少し仕事が必要です。 それを例で説明しましょう。私は、 私のメリーランド大のノートからのロゴ をスキャンしました。

わたしはこれをグレースケールでスキャンしんましたが、 それをベクトル画像に変換したかったからです。 (この手順はカラー画像でも機能します。)

tgif (バージョン 2.16 以降) がインストールされていれば、 最後の結果を見るには以下を実行してください:

tgif http://bourbon.usc.edu/tgif/faq/turtle-m.obj.gz

(ベクトル部分を見たければ、オブジェクトを単に選択し、 Arrange メニューから UnGroup() を選択し続けてください。)

以下は、私がベクトル画像を作成した手順です。

  1. ImageProc メニューで相当数の操作をしたいので、 そのメニューをピン止めします。そして以下を行います:

  2. ファイルメニューから ImageGIFFile() を選択し、 GIF 画像を取り込みます。 tgif は、 netpbm パッケージの giftopnm と ppmtoxpm を使って、その GIF ファイルを XPM ファイルに変換します。そして、その XPM ファイルを取り込みます。

  3. その画像を選択し、ImageProc メニューの ContrastEnhance() の上でクリックします。そして 5 のような値を入力します。 編集メニューから FlushUndoBuffer() を選択し、 どれくらい多くの色が現在の画像に残っているかを知るために メッセージウィンドウを読みます。 このステップは、画像が白黒以外の色を含んでいる間繰り返します。

  4. そのファイルを保存します。

  5. レイアウトメニューの +Grid() を繰り返し選択し、 格子を最大まで増やします。 それは、作成した亀の断片を正確に移動できるように行います。

  6. 画像の不要な部分を、その部分の色をその画像の背景色と同じ色に (今の場合は白に) 変更することで取り除きます よって現在の色を白に変更します。

  7. 画像を選択し、ImageProc メニューの FloodFill() をクリックします。 不要な部分全部がなくなるまで、それらをクリックし続けます。 そして中ボタンをクリックして FloodFill() を終了させます。

  8. 現在の色を、作業していることが見えるような 青や赤などの色 (または白か黒以外の色) に変更します 塗り属性を NONE に変更し、 ペン属性を前景実線のペンに変更します。

  9. その画像を選択し、ImageProc メニューの CreateContour() をクリックします。 最初に亀オブジェクトの輪郭を作成する必要があります。 tgif は、クリックした点から左に進むことで輪郭の開始点を 見つけるので、亀オブジェクトの外側で亀の右にあるところを クリックする必要があります。 一度それを正しく行い、Arrange メニューから Group を選択します。 矢印キーを使って、輪郭をビットマップ画像からはがします。 同じ移動を輪郭のすべての断片に対して行わないといけないので、 何回キーを押したかを覚えておいてください 輪郭の塗り属性を、前景実線に変更します。

  10. さてトリッキーな作業にやってきました。 うまくやれるようになるためには、いくらか練習が必要かもしれません。 その画像がレイヤーで構成されているかのように想像してみてください。 常にその画像の背景からその画像の前の方へ作業します。

  11. その画像を選択し、ImageProc メニューの CreateContour() をクリックします 亀の輪郭を作るために、その内部のある場所をクリックします。 Arrange メニューの Group() を選択します。 塗り属性を前景実線か、背景実線塗り潰しのいずれかに変更します。 その断片を外へ移動し、輪郭の一番上に配置します。 すべての断片をやり終えるまでこのステップを繰り返します。

  12. 最後に、それぞれの部分を個別に選択し、 編集メニューの AddColor() を選択することでその色を変更します。

tgif を使って一からベクター画像を作成したい場合は、 tgif のホームページのその他 (Miscellaneous) のセクション で触れている ONIZUKA のホームページに行ってみてください。