国際的文字セット ISO-8859-1 と CP850 を set encoding iso_8859_1 や set encoding cp850 で認識させることができます (詳細は set encoding を参照してください)。
書式:
set terminal hpgl {<number_of_pens>} {eject}
以下の設定
set terminal hpgl 8 eject
は、以前の hp7550 ドライバと同等で、設定
set terminal hpgl 4
は、以前の hp7580b ドライバと同等です。
pcl5 ドライバは、Hewlett-Packard Designjet 750C、Hewlett-Packard Laserjet III, Hewlett-Packard Laserjet IV のようなプロッタをサポートし ます。これは実際には HPGL-2 を使用しているのですが、装置間で名前の衝突 があります。このドライバにはいくつかのオプションがありますが、それらは 以下に示した順序で指定しなければいけません:
書式:
set terminal pcl5 {mode <mode>} {<plotsize>} {{color {<number_of_pens>}} | monochrome} {solid | dashed} {font <font>} {size <fontsize>} {pspoints | nopspoints}
mode は landscape か portrait です。plotsize はグラフの物理的 な描画サイズで、それは以下のうちのいずれかです: letter は標準の (8 1/2" X 11") 出力、legal は (8 1/2" X 14") 出力、noextended は (36" X 48") 出力 (letter サイズ比)、extended は (36" X 55") 出力 (ほぼ legal サイズ比)。color は複数のペン (すなわちカラー) 描画用で number_of_pens はカラー出力で使用されるペンの本数 (すなわち色数) で す。monochrome は 1 本のペン (例えば黒) の描画です。solid は全ての 線を実線で描き、dashed は異なる点線や鎖線パターンで線を描き分けます。 font は stick, univers, cg_times, zapf_dingbats, antique_olive, arial, courier, garamond_antigua, letter_gothic, cg_omega, albertus, times_new_roman, clarendon, coronet, marigold, truetype_symbols, wingdings のいずれかです。fontsize はポイント 単位でのフォントの大きさです。点の種類 (point type) は、nopspoints を 指定することで標準的なデフォルトの設定から選択できるようになりますが、 pspoints を指定すると postscript terminal と同じ点の種類の設定から 選択できるようになります。
これらのオプションのいくつかの組み込まれたサポートは、プリンタに依存す ることに注意してください。例えば全てのフォントは恐らく HP Laserjet IV ではサポートされているでしょうが、HP Laserjet III と Designjet 750C で は 2,3 (例えば univers, stick) がサポートされているのみでしょう。 また、laserjet は白黒の出力装置なので、それらではカラーも明らかに使え ません。
デフォルト: landscape, noextended, color (6 pens), solid, univers, 12
point, nopspoints
pcl5 では国際的文字セットはプリンタで扱われますので、テキスト文字列 に適切な 8-bit 文字コードを入れるだけで、わざわざ set encoding で邪 魔をする必要はありません。
HPGL グラフィックは多くのソフトウェアパッケージで取り込むことが可能で す。