next up previous contents
Next: 34.30 Missing Up: 34 Set-show Previous: 34.28 Mapping

34.29 Margin

自動的に計算される周囲の余白 (margin) はコマンド set margin で変更で きます。show margin は現在の設定を表示します。

書式:

     set bmargin {<margin>}
     set lmargin {<margin>}
     set rmargin {<margin>}
     set tmargin {<margin>}
     show margin

$<$margin$>$ の単位には、適切と思われる、文字の高さと幅が使われます。正の 値は余白の絶対的な大きさを定義し、負の値 (または無指定) は gnuplot によって自動計算される値を使うことになります。

描画の余白は通常目盛り、目盛りの見出し、軸の見出し、描画のタイトル、 日付、そして境界の外にある場合の key (グラフ見出し) のサイズ等を元に計 算されます。しかし、目盛りの刻みが境界でなく軸の方についている場合 (例 えば set xtics axis によって)、目盛りの刻み自身とその見出しは余白の 計算には含まれませんし、余白に書かれる他の文字列の位置の計算にも含まれ ません。これは、軸と境界が非常に近い場合、軸の見出しが他の文字列を上書 きする可能性を示唆します。


next up previous contents
Next: 34.30 Missing Up: 34 Set-show Previous: 34.28 Mapping
Shigeharu TAKENO
2003年 10月 21日