書式:
set boxwidth {<width>} {absolute|relative} show boxwidth
デフォルトでは、隣り合う棒が接するように各々の棒の幅が広げられます。そ れとは異なるデフォルトの幅を設定するには set boxwidth コマンドを使用 します。relative の場合の幅は、デフォルトの幅に対する比であると解釈 されます。
修飾子 relative を指定しなかった場合、棒の幅 (boxwidth) として指定さ れた明示的な値は、現在の x 軸の単位での数字 (absolute) であると解釈 されます。x 軸が対数軸 (以下参照: set log (p. )) である場合、boxwidth の値 は実際には x=1 でのみ "絶対的" となり、その物理的な長さが軸全体を通じ て保持されます (すなわち、棒は x 座標の増加にともなって狭くなったりは しません)。対数軸の x 軸の範囲が x=1 から離れている場合は、適切な幅を 見出すには何度か試してみる必要があるかも知れません。
デフォルトの値は、boxes や boxerrorbars スタイルの幅指定用の追加の データ列の明示的な値があればそれによって置き換えられます。4 列のデータ の場合、第 4 列目の値が棒の幅として使われます。ただし、その幅が -2.0 の場合には棒の幅は自動計算されます。詳細は、以下参照: style boxes (p. ),style boxerrorbars (p. )。
棒の幅を自動的にセットするには
set boxwidth
とする、あるいは 4 列のデータに対しては以下のようにします。
set boxwidth -2
plot のキーワード using を使っても同じ効果を得ることができます:
plot 'file' using 1:2:3:4:(-2)
棒の幅を自動的な値の半分にするには
set boxwidth 0.5 relative
棒の幅を絶対的な値 2 にするには
set boxwidth 2 absolute