51 Points

Image figure_points
points スタイルは各点に小さな記号を表示します。その記号のデフォルト の大きさを変更するにはコマンド set pointsize が使えます。デフォルト の点種は、線種と同じものになります。以下参照: linetype (p. [*])。plot コマン ドに using 指定がない場合は、入力データ列は仮定された方法で解釈され ます。以下参照: style lines (p. [*])

最初の 8 つの点種は、すべての出力形式で共通ですが、より多くの点種を個 別にサポートする出力形式もあります。現在の出力形式の設定でどのような点 種が用意されているかを見るには、コマンド test を使用してください。ま た、下の例のようにして、任意の印字可能文字を点種番号の代わりに使用する こともできます。より長い文字列は、描画スタイル points ではなく labels を使えば出力できます。


    plot sin(x) with points pt "#"

点種として、任意の UTF-8 文字を使用できます。以下参照: utf8 (p. [*]) plot コマンド上でキーワード pointtype, pointsize, linecolor を使 う際、番号の代わりにキーワード variable を追加することができます。こ の場合、各点の対応する属性値を入力データの追加列から取得します。可変 (variable) pointsize 値は、常に using 指定で与えられる最初の追加列か ら取り、可変 color 値は、常に最後の追加列から取ります。今のところは、 スタイル linespoints の描画で線と点の色を別々に指定することはできま せん。各点に対して 3 つの属性をすべて指定する場合は、入力データ列指定 の順番は以下のようになります。


    plot DATA using x:y:pointsize:pointtype:color \
         with points lc variable pt variable ps variable

注意: 「ユーザ定義変数」の方の variable に関する情報については、以下参照: variables (p. [*])

竹野茂治@新潟工科大学
2019-05-30