95.113.5 Xtics logscale

対数軸に沿う刻みに対して logscale 属性を設定すると、刻みの間隔は公差 ではなく、公比と解釈されます。例:
    # y=20 y=200 y=2000 y=20000 に刻み列を作成
    set log y
    set ytics 20, 10, 50000 logscale

y=50000 は 2*10^x の数列には含まれないので、そこには刻みはつかないこと に注意してください。logscale 属性が無効の場合、軸の増分は、たとえ対数 軸であっても公差として扱われます。例:
    # y=20 y=40 y=60 ... y=200 に刻みを作成
    set log y
    set yrange [20:200]
    set ytics 20 nologscale

logscale 属性は、コマンド set log で自動的に設定されるので、2 つ目 の例のような軸の刻み間隔に強制的にしたい場合でなければ、通常はこのキー ワードは必要ありません。
竹野茂治@新潟工科大学
2017年10月31日