79 For

plot, splot, set, unset コマンドでは、繰り返しの for 節を使う こともできます。これは、基本的なコマンドを複数回実行する効果を持ち、そ のおのおのの実行では繰り返し制御変数によって数式は再評価されます。do コマンドでは、どんなコマンド列でも繰り返し実行させることができます。繰 り返し節は現在は以下の 2 つの形式をサポートしています:


     for [intvar = start:end{:increment}]
     for [stringvar in "A B C D"]

例:


     plot for [filename in "A.dat B.dat C.dat"] filename using 1:2 with lines
     plot for [basename in "A B C"] basename.".dat" using 1:2 with lines
     set for [i = 1:10] style line i lc rgb "blue"
     unset for [tag = 100:200] label tag

繰り返しの入れ子もサポートしています:


     set for [i=1:9] for [j=1:9] label i*10+j sprintf("%d",i*10+j) at i,j

さらなる説明については、以下参照: iteration (20), do (72)

竹野茂治@新潟工科大学
2017年9月5日