./configure --disable-backwards-compatibility
注意: 非推奨の書式は、将来の版では、完全に無効になってしまうかもしれま せん。
一つの主な違いは、複雑なコマンドのあいまいさを避けるような必須キーワー ドの導入です。特に注意すべき点は、オフセット、線種、点種に対する生の数 の使用でした。具体例:
非推奨:
set data linespoints plot <foo> 2 4
set style data linespoints plot <foo> linetype 2 pointtype 4
その他の主な互換性の部分は、set size と set term < foo> size の相互 作用に関する部分です。gnuplot の以前の版では、set size に関するさま ざまな出力形式の挙動には、不合理な点が含まれていました。今後、すべての 出力形式で統一性が図られる予定です。
バージョン 4.2 では、ほとんどの出力形式が新しい規則 (set size は出力 される描画領域の大きさには影響を与えない) に従っていますが、png/gif /jpeg 出力形式は、-disable-backwards-compatibility なしで configure したのであれば、古い非推奨の仕様になります。gnuplot の次の版では、すべ ての出力形式が新しい規則に従います。よって、set size を png/gif/jpeg 出力ファイルのピクセルサイズを制御するのには使用しないことを強く勧めま す。代わりに set term png size < XX> ,< YY> を使ってください。
set size, set term size、および個々の出力形式のヘルプも参照してく ださい。
竹野茂治@新潟工科大学