書式:
set bmargin {<margin>} set lmargin {<margin>} set rmargin {<margin>} set tmargin {<margin>} show margin
< margin> の単位には、適切と思われる、文字の高さと幅が使われます。正の 値は余白の絶対的な大きさを定義し、負の値 (または無指定) は gnuplot によって自動計算される値を使うことになります。3 次元描画では、今のとこ ろ、左の余白 (lmargin) の設定のみが効力を持ちます。
描画の余白は通常目盛り、目盛りの見出し、軸の見出し、描画のタイトル、 日付、そして境界の外にある場合の key (グラフ見出し) のサイズ等を元に計 算されます。しかし、目盛りの刻みが境界でなく軸の方についている場合 (例 えば set xtics axis によって)、目盛りの刻み自身とその見出しは余白の 計算には含まれませんし、余白に書かれる他の文字列の位置の計算にも含まれ ません。これは、軸と境界が非常に近い場合、軸の見出しが他の文字列を上書 きする可能性を示唆します。
竹野茂治@新潟工科大学