4.5 強制終了

バッチファイルを強制終了するには exit コマンドを使用します。 ただし、単に「exit」とすると、 そのバッチファイルを実行しているコマンドプロンプトまで終了してしまうので、 バッチファイルでは

exit /b
とします。 そのバッチファイルが別なバッチファイル (親) から call コマンドで呼ばれている場合は、 そのバッチファイルの処理を終了した後で 親のバッチファイルの呼ばれた箇所に処理が戻ります。またその際、

exit /b [終了コード]
のように後ろに終了コードを書けば、 親のバッチファイルに戻った側でその終了コードを if errorlevel での分岐に利用できます (詳しくは 4.1 節、4.7 節参照)。

竹野茂治@新潟工科大学
2014年5月2日