一般に、次の形の方程式を、1 次元保存則方程式 と呼ぶ。
ここで、 は 2 変数の 次元ベクトル値の未知関数、 は に関して滑らかな 次元ベクトル関数で、 自体 ( ではなく) は既知とする。 例えば、(2) では、 , である。
この の に関する勾配 ( 行列)
本稿では、(1) の圧力 は 以下の条件 (4), (5) を 満たすとする。
かつ、ある正数 に対して なお、(4), (5) により、 自然に となる (A 節参照)。 ポリトロピック、すなわち の場合は、 (4) の条件は に対応し、 (5) の条件は (等エントロピー的) に対応する。 今後、
(2) に関する は
であり、よってその固有値は竹野茂治@新潟工科大学