から までの 個の数字から、 ランダムに一つを選ぶことを繰り返す。 一回の選択でそのいずれが出る確率も等しく であるとする。 選んだ数の集合の異なる要素の数が () になるまで それを繰り返すこととする。 それが終わるまでに繰り返し選択した回数の 期待値 (平均値) を求めよ。
まず、簡単のために、, として考えてみることにする。 この場合は、最低 3 回の選択が必要になるが、3 回で終わるのは、 最初の一つ目の数はどれでもよく、二つ目は一つ目と違う数であればよく、 三つ目の数は前の 2 つと違うものであればよいので、 3 回で終わる確率 は、
4 回で終わるのは、2 回目に一つ目の数と同じものが出てしまうか、 または 3 回目に一つ目か二つ目の数と同じものが出る場合なので、 その確率 は
同様に、5 回の場合は、(2 回目、3 回目) が前と同じものか、 (2 回目、4 回目) が、または (3 回目、4 回目) が前にでたものと同じものか、 のいずれかの場合であり、よって、
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竹野茂治@新潟工科大学